トランスフォーマー ビースト覚醒 | 「Obi☆Wan」の 映画大好き♪♪

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映画のブログです。趣味でやってます。なるべくネタバレ無しで冒頭あらすじと、自分の感想を書いています。お楽しみいただければ幸いです(*^_^*)

TRANSFORMERS RASE OF THE BEASTS  2023公開


 

【監督】

スティーブン・ケイブル・Jr.

【出演】

アンソニー…ラモス(中島健人)、ドミニク・フィッシュバック(仲里依紗)、ディーン・スコット・バスケス、トベ・ンウィーグウェ、藤森慎吾、子安武人、玄田哲章、ファイルーズあい、本田貴子、飛田展男、山路和宏

 

【物語】

 “マクシマル”たちが住む緑豊かな惑星が消滅しようとしている。星のエネルギーを食らい尽くすユニクロン(山路)と、その配下“テラーコン”の部隊によって。

 若きリーダー、オプティマス・プライマル(子安)は、ユニクロンが狙うトランスワープ・キーを先代に託され、仲間と共に惑星を脱出した…

 

 時は移り、1994年、ニューヨーク。病気がちの弟(ディーン)の治療費を稼ぐため、就職活動に励むノア(アンソニー)は、悪友から高級車泥棒の話を持ちかけられる。

 一度は断ったものの、採用面接に失敗し、話に乗ることになった。

 駐車場で見付けたのは、ポルシェ911。キーロックを外し乗り込んだところを警備員に見つかってしまった。

 

 同じ頃、博物館の研究助手エレーナ(ドミニク)は、先輩研究員から差し押さえの品々の鑑定を命じられていた。先輩よりも確かな鑑定眼をもつエレーナは次々と真偽を当てて見せた。

 と、その中に鳥の形をした彫像を見付けた。詳しく調べようとするも、先輩に「これは貴重なもの」とダメ出しされ、部屋から閉め出された。諦めきれないエレーナは、こっそり部屋に侵入し、彫像を調べ始めた。すると、その中に隠されていた物から、強烈な光が天に発射された。

 

 その光に反応し、ポルシェはノアを乗せたまま急発進。警察に追われ、あたふたするノアを尻目に、博物館方面へと飛ばしていくのであった。

 

 さらにその光に反応した者たちが!

 

 

【オビ☆ワン チェック】

 トランスフォーマーの新作。これまでの全てのトランスフォーマーと繋がりは無く、新たにスタートしたような内容でした。初見さんに優しい映画です。

 

 とはいえ、基礎知識は少し必要。まず車型のトランスフォーマーは、サイバトロン星にすむ車型変形機械星人で、自分たちのことをオートボットと呼びます。この星で敵対勢力のディセプティコン(今回は登場しません)に負けて、地球に逃げてきて隠れ住んでいるという設定です。

 

 そして今作では「ビースト覚醒」という副題の通り、ゴリラなど獣型変形機械星人が登場します。私の息子らが小さい頃に、「ビーストウォーズ」というアニメをやっていました。これを見ていた人には、遂に獣型出たか!と嬉しくなります。

 このアニメは声優たちが好き放題アドリブをしていて伝説になっています。それもあって、今回は日本語吹き替え版で鑑賞しました。

 

 さて、お話の感想ですが、スケールが大きいような小さいような(^_^; 何せ惑星を丸呑みするほどの敵ボスがいます。倒せるわけ無いじゃんww。ってことで、しもべのテラーコンという軍団が直接の敵となります。こいつらも圧倒的に強い感じで登場します。これがやり過ぎで、終盤の戦いで急に弱くなったんか?と訝しい思いになりました(; ̄O ̄)

 

 人間の主役は普通の若者2人。たった2人で地球の危機を救うんですねぇ。初作のトランスフォーマーはアメリカ軍が対応しましたが、それに比べてどうなんだろうと…。また吹き替えの出来が私には合わなかった。トランスフォーマーたちはプロ声優で違和感なく楽しめましたが、この人間2人とメインロボのミラージュが素人声優で、頑張ってるとは思うのですが、アニメ好きの私には物足りませんでした。

 

 一番自分が盛り上がったのは、戦い済んで後日談のような終幕で、ちょっとした驚きの展開があり、ついついパート2を期待したくなりました。

 また、一番好きなのはバンブルビーですが、今作でミラージュも好きになりました。性格ではなく、ポルシェ911だからです(*^_^*)

 

 最後に、改めて2007年マイケルベイ監督の初作は、素晴らしい出来だったなあと思いました。トランスフォームしていく映像も、その頃からの技術進化をあまり感じませんし、人間側も熱い男たちが活躍してスリリングな展開だったしね。未見の人には、2007年版をお薦めします☆