【第26話】

今日は平成30年11月23日。今日もいつも通り原爆ドームの前で話しかけてみた。とりあえず、女の人二人に話しかけてみた。出身地は、一人はカリフォルニアで、もう一人はホノルル。アメリカ人だ。アメリカ人だとちょっとガイドするのに少し勇気がいるな、、、。まずは定番の原爆ドームの説明だ。その次は、爆心地。爆心地で言うことは爆発した場所、島病院といえば、原爆投下時のときに島病院を開業していた人の孫が現在の島病院をやっていること。自分用のマニュアルがあったから、それを図で説明した。それから、原爆資料館。原爆資料館でたくさんの展示品を見た。いろいろ見て、いろいろ学んでもらった。俺の愛用しているミニ掲示板(自作のマニュアル)がウケたのか、そのことを言ってくれた。じいちゃんの昔話も言った。宮島口のフェリーの入り口に着いてから、「どこの国の人をガイドしたことがあるの??」この日の時点では、カナダ、ベルギー、メルボルン、シドニー、コロンビアがすぐに思い浮かんだから、それらを言っておいた。

どこの国の方のガイドもそれぞれ個性があっていい思い出となり頭にしっかり残っていた。

やたら、「good asset!」って言うなって思っていた。直訳すれば、いい資産。まあ、俺は彼女たちにとっては役に立っているんだなって思った。

 

最後に一緒に宮島口に戻り、宮島口のJRの改札口まで来た。そしたら、だいぶ心を開いてくれたんだと思う、ボールペンをくれようとした。気遣いは無用みたいなつもりで断った。そしたら、彼女たちは名刺をオレに差し出した。さすがにそれは断れなかったし、断りたくもない。そして、更に、更に、彼女たちが持参してカメラをその辺の人に貸して「あたしらの写真を撮って」っていうようなかんじでスリーショットをその彼に撮ってもらった。「俺そんないいことした、、、??」ってかんじで周りにいっぱい人がいて、恥ずかしかったけど、同時に嬉しくなった。だってこんなちょっと一緒に話しただけでこんなに距離縮まったんだからな。それからお別れ。階段に行って見えなくなるまで、バイバイしたな。今日は英会話教室あるけど、めんどいけえ、帰ろう。

でもいい思い出ができたなって思った。

 

To be continued…

【第27話】

今日は平成30年11月24日。今日も平和公園に来たな。平和公園中毒になっているな。そう思った。毎週土曜日に英会話教室で話すネタを作るため(単なる目的の一つ)、平和公園にしょっちゅう通うようになっていたが、休日でれんちゃんで来たのは久しぶりだな。ここまで平和公園に来るようになったか。そう思った。まあ、それは悪いことじゃないと思う。広島の歴史と平和のPRになっているんだから。まあ、いつもどおり原爆ドームの前にいる外人さんに声をかける。それが第1ステップ。今日はカリフォルニア出身のかなりお年を召した方を相手にすることになった。平和の灯の辺で“your English is close to perfect”(君の英語はほぼ完璧)って言ってくれた。

平和の灯(へいわのともしび)(後程詳しく解説します)

嬉しかったな。英語力を鍛えることも目的の一つとして来たけど、ネイティブに言われると嬉しかった。お世辞で言っているか、それとも真面目に言っているかどうかはわからなかったけどね。まあ、とりあえず、かなり話しやすい人だなって思った。人柄もいいし、英語もまずまず聞き取れる。

 

これからどんなガイドになるのかな・・・?

To be continued…