皆さんも耳にしていると思いますが、今「ホストの売掛(ツケ払い)」が禁止される方向で行政が動いています。
2024年4月より本格的に禁止となるそうですが、それに先駆けて新宿歌舞伎町のホストクラブを運営するグループの代表らが集まって会議なども行われています。
その会議の中では、ホストクラブ側は段階的に売掛を減らしていき、4月を目途に売掛を全てなくすということでした。
また、同時に「20歳未満の入店を断ったり、学生の支払いが高額になりすぎないよう配慮する」のだそうです。
しかし、ホスト通いやパパ活をする娘さんたちのケアを続けて来た私たち専門家からすると、これでホストに借金したり散財してしまう娘さんたちが救われるとは到底思えないのです。
そこで今回は「ホストクラブの売掛がなくなったら何が変わるのか?」について、専門家の視点から大胆な予想を立ててみました。
そしてさらに、「娘のために何をすべきか悩んでいる親」に向けたアドバイスについても解説してみたいと思います。
【目次】
1.ホストは痛くもかゆくもない
2.売掛禁止で娘は救われない
3.娘を救うのは親次第!
1.ホストは痛くもかゆくもない
今までのホストクラブは(お店にもよりますが)売掛ありきで営業しているところも多々あるかと思われます。
では、今後その売掛が禁止されてしまったらホストは売り上げが減って困ると思いますか?
こたえはNOです。
根拠はいくつかありますが、例えば報道される情報を眺めていて今回の売掛禁止の動きに対してホスト側が反対の声を荒げるような話を耳にしたことがないという点も大きいです。
いくら行政からの要求とは言え、自分の収入が大きく目減りしてしまうかもしれない売掛禁止に対して、大きな反対運動もなく素直に「はい」と従うでしょうか?
昨今のインボイス制度導入に対する零細企業や個人事業主の反応を見ていてもわかるかと思いますが、普通なら収入減少につながるような制度を素直に受け入れられず、反対の声が上がるのが普通です。
つまり、売掛禁止はホストたちの収入面において大した影響はないということになります。
2.売掛禁止で娘は救われない
ホストと付き合いのある娘さんたちは、親の知らないところでたくさん彼らと接触していることはご存じでしょうか?
同棲していれば言うまでもないですが、そうでなくても店内外を問わず連絡を取り合い、会っているのが現実です。
デートと称して普通のカップルと変わらない時間を過ごしたりもしています。
ホストはお店(ホストクラブ)で売掛をさせるまでもなく、店外においても個人的なお金のやり取りをしていることは今も普通にあります。
娘さん側も売掛ができなければ今よりもたくさん現金を持っていくだけなので、①家族からお金を借りる(無心する)②サラ金、闇金で借りる③簡単に稼げる闇バイト(犯罪)④パパ活、風俗で稼ぐという流れが主流になるだけです。
つまり、売掛が禁止されたところでこのホスト通いを続ける娘さんの負の連鎖に変化は起こらないどころか、状況によっては更に悪化していってしまうことすら予想されます。
3.娘を救うのは親次第!
来年4月になって売掛が禁止された後も、ホスト通いを続ける娘さんをとりまく状況に改善の兆しはあまりみられないでしょう。
単刀直入に言って、親が娘のためにどうすべきかということにもさしたる変化はありません。
ホスト依存、メン地下依存、パパ活、風俗勤めに終止符を打つためには、娘さんに取り返しのつかない痛手を負って現実を知ってもらうか、その原因とされる心理的要因(孤独感、愛情不足)、発達特性の問題などを視野にを少しずつケアをしていくしかありません。
しかし、大切な娘さんに対して前者を望まれる親御さんはあまりいないでしょう。
となれば、親御さんにしてほしいことは一刻も早い娘さんの保護と、心理的なケアを受けてもらうことだと言えます。
しかしこの望まれる対応は家族(親子)だけの手に負えないという問題を孕んでおり、まだ多くの親御さんたちが娘の救済に向けて動き出せずにいます。
専門家の手を借りるのが一番手っ取り早いのは確かですが、全国的に見てもホスト通いやパパ活、風俗などを専門に扱う支援者の数はあまり多くないため、「専門家が見つからない」という壁にもぶつかるでしょう。
そもそもの問題として、親御さんたちは「まず警察や社会福祉窓口などに相談される」ことが多いため、専門家につながるまでに時間がかかり、対応が後手に回ってしまうことも少なくありません。
対応が遅れるほど娘さんの社会復帰にも膨大な時間がかかるばかりか負債もどんどん膨らんでしまうため、あまり悠長に構えるスタンスはおすすめできません。
私たちパーソナリティ障害宿泊・心理センターは、ホスト通いやパパ活などといった悩みを抱える娘さんたちを安全に見守り、心をケアできる施設として支援活動を行ってきた数少ない専門家のひとつです。
これまでも「娘を救いたい」という一心で、県内外を問わず遠方からも入所を希望する問い合わせが殺到していました。
つい最近では、ホストクラブ絡みのトラブルに巻き込まれていた娘さんを保護し、当センターでケアをしていたところ、新宿警察署から事件解決と青少年の健全育成に対する感謝状を贈られたこともありました。
民事不介入という決まり事もあって行政の支援だけでは限界があり、対応は後手に回ってしまいます。
娘の将来を守りたいと願う親に求められているものは、行政だけでなく「民間の専門家」の力を借りて、一刻も早い対応へと親がバトンをつないでくれることだと思います。
ホスト通い、パパ活、メン地下ハマり、風俗勤めなど、娘さんのやめられない依存行動、問題行動で今もお悩みの親御さんがいらっしゃいましたら、ぜひ一度当センターまでご相談ください。
「娘はどんな状況で」「親子の間では何が起こっていて」「娘のために何を望んでいるのか」などなど詳しく教えていただければ、どうすべきかを一緒に考え、娘さんの将来に向けたサポートがただちに開始できるはずです。
パーソナリティ障害宿泊・心理センター
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