宝石修行Vol.7 TA編 GIAのミステイク | ジュベログ-JEBELOG- iPhone修理はジュベールへ!

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GIA入学まで1年。



早々と入学手続きを済ませた物の



少々早すぎたようで、GIA側からの通知が送られてくるまで待機となる。




忙しかった大学生活は終わり


ゆとりのTA生活を送っていた私は


急激な生活リズムの変化に暇を持て余していた。





大学で空いた時間に自由制作をしてみてもなかなか気合いが乗らない



地元の展覧会などには引き続作品を出展はしていたものの



ここまで遊んでいるような生活を送っていて本当に良いのだろうかと少々不安を感じていた。






そこで



空いた時間を有効活用出来るよう




GIAの通信教育『カウンタースケッチング』を始める。




カウンタースケッチングとは



簡単に言えば、お店のカウンター越しにお客様のイメージをその場でスケッチし



デザイン画にしていくと言う物。




宝石のデザインに特化したコースなので



角度のついた指輪の描き方や、金属の影や光の付け方、ダイヤモンドなどの石の描き方と



短期コースにしてはなかなか楽しい教材。




このコースの担当である先生と定期的に電話でやりとりをしながら約半年



自分としてはかなり満足の行く内容で、あっと言う間に時間は過ぎていった。







そして長い冬が終わり、春



GIAからの通知はまだ来ない。





入学予定まで半年を切っている。



さすがにそろそろ通知が来ていないと不安なので




GIAへ直接電話





そして予想外の返答が返ってくる。



『あなたからは語学力を証明する書類がまだ届いていません』



・・・



はぁ!?




GIA本校には比較的たくさんの日本人が入学してくる。



そしてそのほとんどが語学学校を経て入学してくるようで、



私のようにアメリカ4年制大学卒業から流れてくる日本人は例外的らしい。




卒業証書のコピーを送るように言われていたので、間違いなく送ってあるにも関わらず、



先方の見落としで私は入学待機となっていたらしい。



それならそうと連絡をくれても良さそうなもの。




しかもそれを説明しても最初、そんな物は届いていないと言い張られ、



その上、その受付担当はGIA自ら規定で4年生大学以上を卒業していればOKとしているのにその事実すら良く知らなかったらしい。



数週間のすったもんだを繰り返し



謝罪の返答が返ってきた。



そしてようやく入学書類も届き、無事入学手続き完了となる。







とうとう大学を去る時がやってきた。



アメリカ東海岸のニューハンプシャーから西海岸のカリフォルニアへの引っ越し



さすがに5年も生活してしまうと荷物も結構な量



引っ越し用のトラックをレンタルし、自分の車を引っ張っていざカリフォルニアへ



そう、車でアメリカ大陸横断を決行!!



お世話になった先生、ホストファミリー、そしてたくさんの友人に見送られ大学を後にする。





1週間、寄り道の旅



ナイアガラに立ちより、セントルイスでバドワイザー工場へ、その後テキサスでステーキを食べ、アリゾナはグランドキャニオンへ。



ホテル等も特に予約せず、行き当たった場所で安宿を探す。




写真でしか見たことの無かった一面とうもろこし畑や、



何キロも延々とただまっすぐ延びる道路や、



サボテンだらけの砂漠地帯にころがる西部劇に良く出てくる丸い枯草のカタマリみたいなの。





ナビなんて無い。手には全米地図。




途中何度か道を間違えそうになりながらカリフォルニアはLAへ。




そして海が見える。無事大陸横断を完了!





ビバリーヒルズをちょっとだけ横切り、チャイニーズシアターへ立ち寄る。




有名人の手形をひとしきり眺め、長居はせずサンディエゴ方面へ南下。




GIAのある『カールスバッド』はサンディエゴやや手前



2時間、海沿いをひたすら南下し





ついに目的地へ到着!!







これより新しい土地での生活が始まる。




すでに大学入学時にとびっきりの不安は味わっている。



言葉の壁で、恐怖も嫌と言うほど味わった。



残っているのは期待だけ。




あの大学生活が与えてくれた、この心のゆとり。




楽しいGIA生活になりそうな予感。



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