デッサン通信講座 - プラクティカルデッサン - 公式ブログ -3ページ目

デッサン通信講座 - プラクティカルデッサン - 公式ブログ

デッサン通信講座 - プラクティカルデッサンの公式ブログです。デッサンスキルが体にしみこむ実践的なデッサンの通信講座がプラクティカルデッサンです。資格取得もでき御自身の経歴にもなることや、デッサンの丁寧な添削があることから大変講評をいただいております。

 


こんにちは、
日本アート教育振興会の浅野ですうさぎ

ちょうど各美大の受験シーズンですね。
講師として一時期教えていた母校の後輩達、、
良い結果になるよう祈るばかりです。

さて、今回は絵を描く際に意識したい
重要なポイントについて
1つご紹介したいと思います。


あなたは、絵を描く際に

「絵がなぜか立体的に描けないなぁ」
「空間に置かれている感じがしないなぁ」

と思ったことはありますか?




そんな時は・・・・



パース」を確認してください!


パースはデッサンや絵を描く際に
必ずと言っていいほど必要な技法です。

「聞いたことないなぁ」という方は
ぜひ最後まで読んでいただきたいです!


*****

【パース】って何だろう


パースとは
《Perspective》のことを言い、
遠近感」を出すために用いられます。

また、パースの取り方にはいくつか方法があって、
1番知られているものだと
【透視図法】というものがあります。
(私はこれだけしか知らないのですが)

★ 1点透視図法
★ 2点透視図法
★ 3点透視図法

と呼ばれる手法があります。
1つ1つ説明をするととても
長くなってしまうので今回は割愛しますね。


漫画を描いたり、建築に携わっている方なら
パースの意識は通過儀礼のような
ものだと思いますが、


手前にに見えるもの
遠くに見えるもの

の描き分けってすごく難しいですよね。

箱ティッシュを描いたつもりが
奥側が地面についていない感じがしたり、
机を描いたら
上から見た絵のようになってしまったり…


私もパースには苦戦させられました。
耳にタコができるくらい言われ続けていました(笑)


ものを見たまま描くというのは
とても難しく、
ある程度画面の中で補正しないと
「見たまま」に見えない
場合がたくさんあるのです。


自分ではじめから補正をかけることができる人は
ほとんどいません。

皆、描きながら身に着けていきます。

なのでこれに関しては練習あるのみですが、
私がモチーフを描く際に気を付けていたことを
ご紹介しますね。

※一番入りやすいと思われる
1点透視図法で描くことを想定しています!
(1点透視図法は、正面からものを見る時に使われます)





1つ目は

◆逆富士山型の台形になっていないか?◆

です。

これは、ざっくりと四角いものを
描く際に確認するポイントです。


テーブルなどを描くとき、まずは
上に乗っているものなどは意識せず、
テーブルのみをしっかり描き起こしましょう。
そして、自分の描いたテーブルの奥側の線が、
手前の線よりも長くならないように気を付けましょう!



2つ目は

◆レモンの形になっていないか?◆

です。

これは円柱や丸いものを
描く際に確認するポイントです。

円形のものにも実は
パースはかかっています。

例えば空き缶や瓶、丸い置き時計などを
描く際に
アタリを取っていく段階で丸く描いたところの
両端がレモンのように出っ張っていないか

ちゃんと「マル」を維持しているか
を確認するようにしましょう!


私がデッサン始めたての際にずっと
意識していたものです。
モチーフを見る目線をぶらさないように
常に気を付けながら描いてみてくださいね。

ぜひ参考にして頂けたらと思います^^






今回はパースについてとてもざっくり
ご紹介しました。
もっとパースについて勉強したい!
絵の技法について知りたい!というご意見ございましたら

今後の参考にしますので
コメント等で残していただけたら幸いです^^


ここでちょっと、パースにゆかりのある
歴史的な絵画を紹介します。


【マザッチオ『三位一体』】

美術史を勉強されている方ならご存じかと思いますが、
初期ルネサンス(1427年頃)に制作され
線遠近法を(意識的に)用いた最初期の作品です。

西洋美術史上とても重要な作品ですので
教養としてぜひ覚えておくと良いかと思います!


絵画の中には後世に残る発見や
実験を行ったものが多くあります。
この絵が後にどんな影響を及ぼしたのか…など、
考えるのも楽しいですね。


絵の描き方について読んでいると、
なんだか絵を描きたいな という
気分になりませんか?

弊会には
ご時世に合わせ新たにオンラインデビューした

「アートマインド画力」

という、絵を楽しく素早く上達させたい…
というあなたのための講座がスタートいたします!

まずは無料体験会へお越しくださいませ!

こちらをクリックすると詳細ページに移動します↓
http://lesson-press.com/amgonline-trial-001


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

(頂いた感想、全て読んでおります。
いつもありがとうございます^^)


あなたの活動のお役に立てましたら大変嬉しいです。
それでは、また次回お会いしましょううさぎ



*今日の記事を描いた人*

Profile 浅野朱音(Asano Akane)



岐阜県生まれ。


愛知県立芸術大学 美術学部 彫刻専攻 学部卒業
同大学、美術研究科 彫刻領域 1年間在籍

「当たり前を疑え!」を教訓に毎日を過ごしている。

立体作品・平面作品どちらも好き。
最近は出身である愛知県芸の卒業制作展へ
同期や後輩の作品を見に行った。

相変わらず観葉植物にハマっている。
つい最近、シェフレラのレナータを
お迎えした。
愛情たっぷりに育てていきたい…。

ご意見・ご感想はこちらから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeQvpwetfWtmEIm98nl6Zt7cAn7N19PAWA1RKXr8OpRcK5JaA/viewform

 


こんにちは、
日本アート教育振興会の浅野です。


このごろ花屋さんが好きになり
よく足を運ぶのですが、

最近は梅や桜の枝など
春めくお花が増えてきているなぁと
感じる季節になりました。

そんな、季節のものをモチーフに
絵を描くというのも一興ですね。



今回は、絵やデッサンを描く際の
コツを1つご紹介したいなと思います。

あなたは、絵を描く際にモチーフが

「地面や机に乗っている感じがしないな」
「なんだか存在感が薄いな」

と思ったことはないですか?


今回のテクニックは
地面や机、お皿の上などにあるモチーフや

複数のモチーフ描く際に
とても活躍しますので
ぜひ読んでみてくださいね。


***

『接地面』『接地点』ってなんだ?


あなたは、接地面や接地点という言葉を
聞いたことがありますか?

Googleで「接地面」と検索すると
車両のタイヤの実際に路面と接触している部分
というように出てきましたが、

美術用語としてもこの単語は存在しています。

美術的に言うと
「モチーフ同士、もしくは床面に設置している箇所や点」
のことをいいます。

この接地面・接地点を意識するかしないかで
絵の中のモチーフの存在感・実態感が
ぐんっと変わります!

***

接地面・接地点を描くということは

すなはち、物体のどの部分が
地面と接地しているのかを探して描き留める

ということです。

リンゴが床に置いてあるなら、
そのリンゴと床の触れている箇所が
接点になりますね。

大体が、影の中の一部分に
物と物が接する箇所があるかと思います。

なので、分かりやすく言えば
「影をもっとよく観察しよう!」

ともいえますね^^


この接地面・接地点にできる影は
しっかりと描写しておくと
ほんとうに締まりのある絵に生まれ変わります!

逆にないがしろにすると
地面と物があいまいでぼやけてしまい
存在感のない絵になってしまいます・・・

(浮いているモチーフを描く場合は
 意識しなくてもOKですが!)


例えば、さくらの花を
いくつか描きたいよ なんて時も
花びらと花びらが触れているところを
念入りに観察して描写をすると
奥行き感や存在感を出すことができますよ!

人物を描く際も、
「足のどの部分が地面に触れて立っているのかな」
「机に乗せている手のどの部分が机と触れているかな」と、

どことどこが接点なのか考えながら絵を描くと、
複雑な絵でも関係性がしっかり見えるものになります。

また、より説得力のある絵にするために
実際に見えている接地面よりも多少大げさに描いても
大丈夫だと個人的に思っております(笑)


〈美は細部に宿る〉と言いますが、
本当にその通りで、
全体の雰囲気はもちろんのこと、
こういった些細なことを押さえていくことが
とっても大事です。

影なんてこんな感じだろう~

と思い込まずに
じー--っくり観察して
固定概念を捨てて絵を描きましょう!


***


今回は、接地面・接地点についてご紹介しました。

より良いデッサンや絵が描きたいな。
もしくは、これから何か始めてみたいな
と思っているあなたの活動の
ヒントになれば嬉しいなぁと思います。


この接地面や接地点に対する意識を
今までの画家たちはどう描いているのだろう?

と、絵画に対する興味も出てきますね。
なんだか、絵画鑑賞もより楽しめそうです。

絵画鑑賞と言えば、

弊会の講座に
「アートマインドコーチング」

というものがあります!

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
3月も体験会を開催しております!

詳しくはこちらを覗いてみてくださいませ^^
https://artmind-japan.com/amccoach-trial


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
もしよければご感想等いただけたら嬉しいです!

(頂いた感想、全て読んでおります。
いつもありがとうございます!)


それでは、また次回お会いしましょう。




*今日の記事を描いた人*

Profile 浅野朱音(Asano Akane)

岐阜県生まれ。


愛知県立芸術大学 美術学部 彫刻専攻 学部卒業
同大学、美術研究科 彫刻領域 1年間在籍

「当たり前を疑え!」を教訓に毎日を過ごしている。

立体作品・平面作品どちらも好き。
最近は出身である愛知県芸の卒業制作展へ
同期や後輩の作品を見に行った。

相変わらず観葉植物にハマっている。
早く暖かくなって植物がすくすくと
育ってほしいと待ち望む日々。

 

 

________________

アメリカ マイアミ大学
芸術学部 アート起業学科
トッド助教授が登壇!

動画:「アート起業家精神とは?」
を無料公開中です。
https://art-entrepreneur.com/optinfirst

---------

~自己表現を仕事に変えたい~
表現者のためのビジネスカレッジ

■BCA【表現者ビジネスカレッジ】
https://college.jeara.jp/lp001

---------

人の才能を引き出す!
対話型「絵画」鑑賞法

アートマインドコーチング
コーチ養成講座
【無料体験クラス】
https://artmind-japan.com/amccoach-trial


---------

逆から描くと絵は上達する!
■逆転のデッサン上達法(無料web講座)
https://practical-dessin.com/lesson/three-method-other-noad/

---------

ゼロから開校できる!
表現者のための「教室デザイン講座」
【無料web動画セミナー】
https://college.jeara.jp/classdesign-movieclassoptin

---------

年間1000人が受講する
■写真の資格【無料体験クラス】
https://jeara-class.com/online-trial-lp001

---------

[ Jearaの facebook ] はこちら
https://www.facebook.com/jeara.official

[ Jearaの Instagram ] はこちら
https://www.instagram.com/jeara_team/

[ BCAの Youtubeチャンネル ] はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCbCDIZ-QPZ3iKh2heGypFjw

---------

[ JEARAのHP ] アート、写真の講座はこちら
http://jeara.jp/

 

みなさんこんにちは
日本アート教育振興会の源馬です。
そろそろ日本にもがやってきますね。
みなさん3月のご計画はいかがでしょうか?
、、っと
ここで3月のお休みの日に是非お勧めしたいイベントがあります。!!

それは、、、

日本の二大アートフェアの一つである
タグボートアートフェア(Tagboat art fair)です。





タグボートとは日本最大級のオンラインアート販売サイトで、
こちらが主催するアートフェアです。

なんと、、、今回、選ばれた111名のアーティストの
渾身の作品約2,000点
見ることが出来るという迫力のアートフェアです。

私たちJEARAのセミナーでお世話になっているタグボートの社長さん、
徳光健治さんから「ビックイベントです!」っと直接招待をいただきました。

これは、、春にはもってこいのイベントですね。
「花よりアート」です!

しかもこのアートフェア、、
普通のアートフェアではなくて

作家による「個展ブースを設けての展示」なんですね
ということはつまり、、!

会場に行くと「111人の個展」を一挙に見ることが出来るわけです。
わたしも書いていてワクワクしてきました(笑)
きっと色々な作家さんにも出会えると思いますよ。


しかも集う作家さん方はみな個性的な世界観をもった作品を描く方ばかりですから、
皆さんの「目と感性を楽しませる」こと間違いなしです。


会場は、、っと

ポートシティ竹芝(東京都立産業貿易センター 浜松町館  ) 
3/11(金)―3/13(日) 
の4・5階の2フロア(3,060㎡)にて開催です。

今回展示規模を2倍に拡張されたそうです。
そして「オンラインでの作品同時販売」も行われるとのことです。

こちらもう一つのアートフェア東京
(こちらも日本を代表するアートフェアです)と
同時期に開催するので、まさに日本の二大アートフェアを一挙に
見ることができます。

アート好きのみなさん、是非この春の一大イベントから
一年のインスピレーションを持って帰りましょう。


もしご縁があれば会場でお会いいたします!

詳細リンクはこちらからです
https://www.tagboat.com/artevent/tagboatartfair2022/#aboutlink

開催時間
2022年3月11日(金) 16:00-19:00 プレビュー
*インビテーションをお持ちの方、もしくは当日チケットを
ご購入いただいた方はどなたでもお入りいただけます。
2022年3月12日(土) 11:00-19:00 パブリックビューイング
2022年3月13日(日) 11:00-17:00 パブリックビューイング
会場
〒105-7501
東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝
東京都立産業貿易センター 浜松町館 4F,5F
JR/東京モノレール 浜松町駅(北口)から徒歩5分
ゆりかもめ 竹芝駅から徒歩2分
都営浅草線/都営大江戸線 大門駅から徒歩7分

 

お久しぶりです!

日本アート教育振興会 浅野です。

 

 

 

春の暖かみが待ち遠しいこの頃、

いかがお過ごしでしょうか。

 

もう少し暖かくなったら

うららかな気分で

そこらじゅうをお散歩したいな

 

なんて思っております。

 

・・・。

・・・。

 

春という言葉で、

ある絵画作品を思い浮かべました。

 

サンドロ・ボッティチェリ『プリマヴェーラ』

日本では『春』と呼ばれている作品です。

 

 

この『プリマヴェーラ』、

色々な寓意やアトリビュートが含まれており、

見れば見るほど奥深い作品なんですよ。。。

 

・・・。

寓意?アトリビュート?

 

と思われた方、

 

 

寓意やアトリビュートを知っていると、

さらに西洋絵画を楽しく観ることが

できるかもしれませんよ!

 

 

ということで、今回は西洋絵画の

表現方法の1つ

アトリビュートについて

一緒に学んでいこうと思います!

 

 

***********

 

【アトリビュートって、何だろう】

 

しばしば西洋絵画内には「アトリビュート」が

見受けられます。

 

アトリビュートとは、

``西洋美術において伝説上・歴史上の人物または

神話上の神と関連付けられた持ち物。

その物の持ち主を特定する役割を果たす。``

 

(wikipediaより)

と表記されていますが、

 

要するに、

「それぞれ神話の神や人物には

お約束の衣装や持ち物があるよ。」

ということです!

 

例えば、絵の中で

・赤い服

・青いマント

・幼児を連れている、抱えている

女性が描かれているとしたら、

 

それは、聖母マリアの約束事(アトリビュート)なので

聖母マリアと特定することができます。

 

何となく分かりましたか?

 

他にも、

 

・ラクダの毛皮

・十字架

→聖ヨハネ

 

・雷

・鷲

・王笏(おうしゃく)

→ゼウス

 

などなど、調べてみるとたくさんの

人物やアトリビュートがヒットしますよ^^

 

ちなみに先ほどご紹介した

ボッティチェリの『プリマヴェーラ』

には、

 

・キューピッド

・ミルトス木

→ヴィーナス

 

・杖を持つ男性

→メルクリウス

 

などがアトリビュートにより

読み取ることができます。

 

 

アトリビュートの何が良いかって、

タイトルなどに登場人物の名前が無かったり

解説が書かれていなくても、

「あ!この人だ!」

絵の中の人の正体が分かることです。

 

 

今後、美術館などで鑑賞をする際に

アトリビュートを知っていれば

一味違う絵画の見方ができるかもしれませんね!

 

 

また、西洋絵画以外にも

日本の仏像にも同じようなことができます。

 

仏像にもアトリビュート(持物)があったりするので、

お近くのお寺に足を運んでもいいかもしれません^^

 

ぜひ、ご活用くださいませ!

 

 

今回は西洋絵画の表現方法「アトリビュート」について

お話ししました。

 

なんだか絵画をじっくり見ると

観察力や想像力が膨らみますね。

 

 

そこで、絵画鑑賞についてもっと知りたいな‥‥

と思ったあなたのために、

 

弊会では「アートマインドコーチング」という

絵画を用いた対話型鑑賞についての講座を

ご用意しております。

 

絵画鑑賞を通して新しい視点に気が付ける能力を伸ばし、

アート以外にもビジネスや

身の回りの生活においても広く活かしていただけたら嬉しいです!

 

ご興味がありましたら、

無料体験会にぜひご参加くださいませ!

https://artmind-japan.com/amccoach-trial

 

 

 

余談ですが、昔イタリアにて

ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』『プリマヴェーラ』

を観る機会がありました。

 

じっくり観察していたところ、

なんと、画面にラメのようなものが(物理的に)

キラキラと光っており、当時衝撃を受けました。

 

その後、画集や写真を見ても、その神秘的なキラキラは

観ることができませんでしたので、

発見することができてすごく嬉しかったです。

 

この経験が衝撃的過ぎて

しばらくずっと、ボッティチェリのキラキラが

頭から離れませんでした(笑)

 

実際に絵画を見てじっくり観察をすると

こういった新しい発見などが見つかり、

より作品のことが好きになるなぁと

思います^^

 

世の中が落ち着いたら、

色々な場所に出向きたいですね。

 

それでは、また次回お会いしましょう。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

 

 

*今日の記事を描いた人*

 

Profile 浅野朱音(Asano Akane)

 

 

 

岐阜県生まれ。

 

 

愛知県立芸術大学 美術学部 彫刻専攻 学部卒業

同大学、美術研究科 彫刻領域 1年間在籍

 

「当たり前を疑え!」を教訓に毎日を過ごしている。

 

立体作品・平面作品どちらも好き。

コロナが落ち着いたらまたどこか展示を見に行きたいところ。

 

最近は観葉植物にハマっている。

最近の推しは

「ヒボタン」「ガジュマル」「トゥルキダ」などなど・・・。

 

 

励みになるので、

もしよろしければ、ご感想等いただけると嬉しいです!

みなさんこんにちは

日本アート教育振興会の源馬です。

 

 

突然ですが

日本のアート(業界)てなんだろう?って

思いますか?

 

わたしは韓国に10年ほど

暮らしながら美術作家をしていたんですが、

海外で暮らすと

日本のアート業界が何か?って

客観的に見えてくるんですよね

 

 

 

 

みなさんは日本の

アート業界の特徴って何だと思いますか?

 

 

 

実は日本と韓国の

作家を目指そうとしている若手作家の考え方って

結構違うんです。

 

 

 

つまりどうやって作家(画家とか現代美術作家とか)になるか

 

その過程やマインドが違うと感じた

お話をしていこうと思います。

 

 

 

日本ではアートでご飯を

食べていこう!

作家で生きていこう!

って自信をもって希望をもって

作品つくって行ける人って

あんまりみたことないんです。

 

 

 

私も日本で美術大学の油絵科を卒業して

いろんな同僚をみてきたんですが、

みんな画家になるために

ガンガンやるゼっ!うぉぉーー!て人

あんまり見たことないです

 

 

 

大体みんな美術にかかわる企業だとか、

美術とは関係ない企業に

就職するんですよね。

 

 

 

油絵科を出ても卒業後企業に

就職希望の人が60-80パーセントで

あとの20パーセントは

大学院に行きたいとか

は独立して画家や何かを

やっていくって人達でしたね

 

 

 

 

だから

将来画家でやっていける!

俺イケる!

絵で食ってこー!って

自信をもって思える人って

あんまりいないんですよね。

 

 

 

それで私がみた韓国の

若手作家(美術作家を目指す人)は

イメージとかなり!

ちがっておりました。

 

 

 

あれ?韓国って

日本よりも経済も発展していなくて

美術市場(経済)も狭く

あんまり回っていないんじやなかったっけ?

だから作家になろうとする人って

もっといないいんじゃないかな?

て思ってました

 

 

でも実際は。。。。

 

 

 

すげーガンガン作品つくっとるやん。。。

 

 

 

けっこうみんな

将来大成してやる!

作家で有名になるんだ!

俺・私まじイケるゼーー!

って人多いんです。

 

 

この違いはなんだろう?

 

 

なんだと思いますか?

 

 

韓国人は自信過剰だから??(笑)

 

 

いえ違います。

 

 

 

それは「美術市場の文化」がちがうんです。

 

 

?ではどのようにちがうのか?

なんですが。。

 

 

 

それはまた次回のメルマガでお話しようと思います!

(長くなるので。。。)

 

 

 

実は私たちJEARA(日本アート教育振興会)では

こんな美術に関する豊富な知識とか、

コミュニティーを作りながら

さまざまなセミナーを開催しています。

 

是非 ご興味のある方こちら!リンクから

入ってみてください。

対話型鑑賞法無料セミナー

詳細はこちら

 

*アートアントレプレナー育成コース

詳細はこちら

 

 

ご縁があればお会いできるのを

楽しみにしております。^^

 

 

―――――――――――――――――

Profile

源馬 久崇  (Hisataka Gemma)

 

長野県生まれ。

旅するLandscapeペインター

「人生は短いけど、アートの道は長い。

でもアートの道は必ず面白いものに出会う!」

2022年から創作の刺激を求め南米に移住。

旅をしながら油絵で風景画を制作中

日本・韓国で個展・団体展を多数開催

近いうち南米のアート文化だけでなく、

ギャグを日本に持ち込む予定

 

武蔵野美術大学 油絵科卒業

弘益大学高大学院 絵画科卒業 (韓国)

--------------------------------------------