長野レッドドラゴンでリニューアルギネスとフィッシュ&チップスを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

鎌田さんが紹介してくれた店レッドどらさは目と鼻の先にあった。



立派なブリティッシュパブの佇まいだ。



鎌田さんから紹介を受けた旨をつたえたら店主が優しく迎いれてくれた。



お薦めを聞いたら、定番だがギネスの生ビールがいいと言ってくれた。

キャッシュオンデリバリーになっているのもロンドン臭い。



ギネスを勧めてくれたのには理由があって世界的にギネスがリニューアルされ、それが日本に届いてまだ10日程だと言う。

普通の人はまだその味を知らないだろうからそのリニューアルされた缶ではなく樽生のギネスをこの店で泡にこだわって作ってくれるらしい。



できあがったギネス生をテーブルの上に置いて30秒くらい経つと泡の下がクリアーになっていく。



その飲み頃を待って飲む。

旨いではないか。

リニューアルされて変に甘くなっていたらどうしようかと思ったがそんなことはなく旨い黒ビールだった。



こんなのをこんな雰囲気の中で飲んだら、フィッシュ&チップスが食べたくなる。

一度既に火を落としてしまったようだが、再びフライヤーに火をつけて作ってくれることになった。



できあがったフィッシュ&チップスは見るからに美味しそうだ。

モルトビネガーもしっかりついてきた。

これがビールに合わないわけがない。






ギネスがなくなりそうになったので、もう一杯ビールをお願いすることにした。



それは、何とお店オリジナルのエールだった。



AJBという長野県でイギリス人がオーナーのビール醸造所とこの店がコラボしたレッドドラゴンという名のペールエールだ。



泡があまり立たないのもロンドンのパブ臭い。



それをチビチビやる。

店主と色々話をさせてもらった。

ビール以外にもアメールピコンやピムス、アニスリキュールなどが置いてあり、それぞれの酒にまつわる昔の話に花が咲いた。

流石に午前1時を回りそうになったので、お名残惜しいがおいとました。

いやあ。

アポロが定休日であったために長野で思いがけずいいバーとブリティッシュパブに出会えたものである。

長野に来たら必ずこの2軒は再訪したい。