六本木ブラッセリーヴァトゥのラザニア | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

昔、六本木から西麻布界隈には、ビストロやブラッセリーなど気軽に立ち寄れるフランス料理店が多かった。
レシューやオーシザーブル、フィガロやブラッセリーベルナールなどで、鶉や漁師風スープ、虹鱒のアーモンド焼き、シュークルート、カスレなどをよく食べたものだった。
そんな店もほとんどなくなってしまった。
今でも残っているのは、西麻布のビストロデラシテとブラッセリーヴァトゥくらいだろうか。



それも価格を抑えたデジュネを食べるならブラッセリーヴァトゥに限るだろう。



その日もオーダーメイドの額縁を買いに来たり、田崎氏がいた日本料理店に通った懐かしのアクシスビスをフラッと訪れ、この店で昼食をとることにした。

まずは、シャンパーニュを注文する。



そのはなへ日替わりメニュー、牛バラ肉のトマト煮込みは売り切れていたのでヴァトゥ名物らしいラザニアをお願いしてみた。



できあがったラザニアは予想の2倍以上の物凄いボリュームだった。

でも、肉もソースもチーズもたっぷり使われていた。



その上、一緒についてきたフランスパンがかなり美味しい。



サラダメランジェもニンジンのラペやドレッシングがよくできていた。



断面を見れば、いいラザニアであることがよくわかる。



手抜きすることなく、美味しいものを安く沢山食べさせたいという気持ちがよく伝わってくる。

六本木に来て昔のビストロの味を探すならここに来ればいい。