まるごとやまなし館で葡萄屋kofuのプレミアム甲州種葡萄ジュースを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

急に甲府を訪れることになった。
午前中の早めの時間に甲府駅に着いたので、まずは、フラフラと歩いて通りかかったまるごとやまなし館の中に入ってみる。


モーニングセットのようなものがあったが、この後に食べることを考え、飲み物を頼むことにした。


置いてあるグラスワインに興味のあるものはなかったが、魅力的なジュースを見つけた。


甲州種を使ったプレミアムジュースを凌ごの言わずに注文してみる。


一口飲んで驚いた。
実に美味しいのだ。
甲州種の綺麗な酸を感じさせながらも、深みと複雑みがしっかり味わえる。
ジュースなのだが、上質なワインを飲んでいるかのようだった。


特別で貴重なプレミアムジュースなので、店には販売用に置いてないだろうなあと思いながら店員さんに聞いたらあると言う。
こういうのが好きな食いしん坊に思わず色々なものを詰めて送ることにした。


しかし、このプレミアムジュースはワインを造るより手間と原価がかなりかかるらしい。


山梨の葡萄を使ってジャムやレーズンサンドを作っている会社の社長が、自分がお酒が飲めないので、半分趣味のようにこだわって作ったらしい。


他にもベリーAとか種類はいくつかあるようだが、日本が世界に誇るワイン用の甲州種の葡萄を使ってこれだけの葡萄ジュースを作っているところはまずないだろう。
飲めるのは私の知る限りはこのまるごとやまなし館しかない。
いつまで置いてあるかわからないが、甲府に来たら飲むべし。
ちなみに2020年は葡萄が不作で在庫が少ないようである。