新宿を散策していたらラム焼肉専門店を見つけた。
予約をしてその店lamb neを訪れてみる。
店内はなかなかシックで雰囲気がいい。
旭川のモクモクジンギスカン店とはまるで違う。
ラム肉に合うラングドックの赤ワインを注文した。
最初に出されたラムの濃厚なスープに頬が緩む。
前菜もセンスがいい。
焼き物も唸るような部位が出されていた。
ベビーラムはフランスではアニョードレと呼ばれる最高レベルの乳飲み仔羊のことだ。
こんなレベルの生ラムが日本で食べられるとは思わなかった。
乳飲み仔羊の肉は軟らかく豊潤な香りが口の中いっぱいに広がっていく。
炭で焼かれ、処理された仔羊のタタキも肉肉しくていい。
そして、最後に私の心を鷲掴みにしたのが一口ラムカレーだった。
スパイスの使い方といい、ラムの質とルーとの絡み方といい、これは今まで私が食べたラムカレーの中で一番美味しかった。
デザートはラムアイスが。
このアイスクリームはまさか羊乳でできているのか?
この店は単なるはったりではなく、本物のこだわりと実力を持ったラム肉専門店であったのである。