老香港酒家京都の上海蟹味噌炒飯と鮑煮込み蕎麦 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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老香港酒家京都では、飲茶を味わい、夜は厳選高級素材を使った料理を楽しむに限る。



まだ上海蟹の時期であったので、上海蟹味噌炒飯を食べることは決めていた。


店内に入り、テーブル席に案内される。
この店にはベテランの料理やお酒に精通した素晴らしいサービスマンが何人もいる。
そのうちの1人にお酒の話をしたら、特別の甕出し紹興酒を勧めてくれた。


10年ものくらいだろうか甕の中でいい状態に熟成されている。
まだキリッとしているが、旨みが口の中でゆっくりと広がっていく。


上等な紹興酒には特上ピータンを合わせる。
えぐみがなく滑らかで味わい深い美味しいピータンだったが、後でサービス係の1人がもっと凄いピータンがあると言う。
早く言ってよと思ったが、その超特上ゴールデンピータンは次の楽しみにとっておこう。



そして、上海蟹味噌炒飯のお出ましだ。


パラパラに炒められた飯に上海蟹の蟹味噌の風味と旨みが絶妙に絡み合う。


続いて、鮑の煮込み蕎麦ができあがる。


これもフカヒレ煮込みそばのような上湯に鮑の旨みが溶けこんだようなスープの美味しさに圧倒される。
麺は細麺ですこぶる食べやすい。


最後のデザートは、マンゴーとグレープフルーツのデザートと



杏仁豆腐スープにした。


マンゴーとグレープフルーツを使ったデザートはココナッツミルクをベースにしたものだが、爽やかでたいへん美味しい。
逆に杏仁豆腐スープは温かく白玉胡麻団子が入っていた。
初めての味わいだが確かに杏仁豆腐の味がする。
身体が温まり、冬には絶好のデザートとなろう。
そのほかにも沢山魅力的な料理があるので次回にまた試してみたい。