富山鱒寿司源の3種のおむすびと金沢の日本酒の利き酒自動販売機 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

北陸旅行2日目は午前中に富山から電車に乗って金沢に向かうことにした。
富山駅に鱒寿司で有名な源が経営するおにぎり専門店おむすび屋がある。


午前中早い時間に3種類のおにぎりを購入し、金沢までの電車が到着する前に待合室や電車の中で食べてみた。
富山はいい昆布をよく見かける。
おにぎりも白昆布や黒昆布をおぼろ昆布にしてそれを巻いて食べさせる。


また別の一つは、桜鱒の煮つけが入っているおにぎりで、これがすこぶる美味しい。
それにご飯そのものが上等でそれだけでご馳走になる。


またもう一つの別のおにぎりは、春らしく蕗の薹の薹味噌がたっぷり入っていた。
ほのかに甘苦い薹味噌が春の到来を告げている。


そうこうしているうちに電車が金沢駅に到着した。
金沢駅に降り立ち、駅に隣接している金沢百番街あんとを散策していると、金沢の日本酒が沢山置かれていてカウンターバーも併設している酒屋があった。
時間的にまだ早かったためカウンターバーの営業はやっていなかったが、何と日本酒をテイスティングできる日本酒の自動販売機があった。
比較的小さなものだがそれでも8種類の有利テイスティングができる。


その中から私は中村屋の純米吟醸と吟醸源酒を試してみた。


中村屋純米吟醸はキリッとした辛口で輪郭がはっきりした品のいいきれのいい酒だった。
一方吟醸源酒は無加水の力強い生酒特有の旨みが溢れ出る日本酒だった。


考えたら、石川県には、菊姫や天狗舞、常きげんに、


宗玄など私の好きな名酒がごまんとある。


それならばと金沢でも美味しい酒を飲み綴っていこうと心に決めたのであった。