近くのミニシアターみたいなところで私の好きなジャンゴ・ラインハルトの映画を観た後、通りがかりのイタリアンバルのような店に入ってみた。
店の名はヴィア・パーチェという。
カウンター席に座り、メニューを見てみるとワインも料理もこだわりを持っていることがわかった。
まずは、アンジョリーノ・マウレのマシエリを注文した。
お通しはポレンタのボローニャソースかけであった。
なかなか美味しい。
こういうもので店の実力がだいたいわかるものである。
そして、岡山名物サワラの霜降り焼きをお願いしたが、これが殊の外美味しかった。
そして、吉田牧場のラクレットチーズを使った新タマネギのチーズ焼き、
ホウレンソウのソップレサータが出てくる。
コサールのシャソルネイ、
ラルコのヴァルポリチェッラ・リパッソ・クラシコ・スーペリオーレさえ
リクエストをするとグラスで出してくれたりする。
フロマージオもこだわりが感じられる。
テストゥン・アル・バローロ、エポワス、モンドール、吉田牧場のカマンベールとユタカの盛り合わせである。
これらのチーズにヴァルポリチェッラが合わないわけがない。
この店はいいと思う。