モロッコ風鶏肉のフリカッセとバナナのプリン | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

吉祥寺のブラッセリー・エディブルでデジュネを食べた。
店に入ってメニューを見たら外に掲げているのとは違うメニューがあった。
モロッコ風鶏肉のフリカッセである。
きっとクスクスのようなスパイシーで独特な香辛料を効かせたものだろうとインスピレーションが働き、それを即決した。
程なくしてプレートに載せられた料理たちがお出ましになる。
 
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まずは、今日みたいに暑い夏に嬉しいヴィシソワーズである。
パンを時折浸しながら味わう。

 

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サラダ嫌いの私がペロリと平らげたバリエーションに富んだ材料のサラダは圧巻だった。
自家製ブルーチーズドレッシングが私を泣かせる。

 

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そして、メインの横にさり気なく置かれていたのが、リエットを挟みこんだ甘くないパンプディングである。
オリジナルだろうか。
素晴らしい発想だ。

 

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そして、メインのモロッコ風鶏肉のフリカッセだが、予想以上に美味しかった。
茄子の素揚げもセンスがいい。
絶妙な香辛料の衣を纏った鶏肉がゴロゴロと何個も入っていた。

 

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デセールにも手抜きがない。
私が選んだのは、バナナのプリンだが、これが只者ではない。
カラメルソースにたっぷりとラム酒を加えているのである。
こんな大人のプリンが美味しくないわけがない。

 

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最後のアイスコーヒーも美味しくいただけた。
 
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こういう隠れた凄いメニューが日替わりで何気なく登場するから、この店はデジュネであっても侮れないのである。