したがって、料理をする時はケチャップなどは絶対に使わず、基本のトマトソースをこしらえ、ケチャップの代わりに使用する。
ある日、松本人志作のチキンライスという歌を聴いているうちに、チキンライスが食べたくなった。
まず、いつものようにトマトソースを作り、オリーブオイルで自分でぶつ切りにした鶏腿肉を炒め、ご飯とトマトソースを入れて、チキンライスを作った。
できあがり間近にトリュフオイルを少しまぶし、できあがったチキンライスの上に麻布十番のフェルミエで購入したパルミジャーノ・レッジャーノ24ヶ月をその場で擦りおろしかけて完成である。
自分の作るチキンライスは当然自分好みの味つけなのでやはり美味しい。
チキンライスだけだと芸がないので、中が半熟のオムライスも作ってみた。
それでも、基本のトマトソースは余ってしまう。
冷凍するのは嫌いなので、翌日は合挽き肉を加え、ボロネーズソースを作り、パスタに和えて食べる。
チキンライスと同じようにトリュフオイルを隠し味にし、パルミジャーノをたっぷりふりかけ和えて食べてみた。
トマトソースを使った料理を食べると笑顔になるのは私だけではあるまい。