ビストロ料理の真髄 スープドポワソンとカスレ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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池袋にあるブラッスリー・ル・リオンでビストロ料理を食べた。
アンドゥイエットやブーダン・ノワール、羊肉のクスクスやジュークルートもあったが、私は大好きなスープドポワッソンとカスレを選択した。
まずは、クレマン・ド・ロワールをお願いする。

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そして、スープドポワソンができあがった。
鍋ごと持ってきてくれ皿にたっぷりとサーブされる。
別皿にルイユが塗られた薄切りトーストの上にチーズが載せられたものが添えられている。

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それをスープの中に入れて味わう。

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美味しいではないか。
その余韻が冷めやらぬうちにメインのカスレがテーブルの上に届けられた。

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塩漬けの豚肉、鴨のコンフィ、トゥールーズ風のソーシソン等が白インゲン豆と一緒にしっかりと煮込まれている。
正に伝統的なトゥールーズ地方のカスレではないか。
これも素晴らしいビストロ料理の真髄を味わせてくれる一皿だった。
ピノノワールとの相性も抜群である。

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最後のデセールは迷わずムースオショコラにする。

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しっかりと甘く、量がたっぷりで思い通りのビストロのデセールだった。
夏はカスレを作っていないお店も多いがここでは1年中提供してくれるのも嬉しい限りである。
涼しくなったら作るらしいクネルが今から待ち遠しく感じる私であった。