アンドゥイエットやブーダン・ノワール、羊肉のクスクスやジュークルートもあったが、私は大好きなスープドポワッソンとカスレを選択した。
まずは、クレマン・ド・ロワールをお願いする。
鍋ごと持ってきてくれ皿にたっぷりとサーブされる。
美味しいではないか。
塩漬けの豚肉、鴨のコンフィ、トゥールーズ風のソーシソン等が白インゲン豆と一緒にしっかりと煮込まれている。
正に伝統的なトゥールーズ地方のカスレではないか。
これも素晴らしいビストロ料理の真髄を味わせてくれる一皿だった。
しっかりと甘く、量がたっぷりで思い通りのビストロのデセールだった。
夏はカスレを作っていないお店も多いがここでは1年中提供してくれるのも嬉しい限りである。
涼しくなったら作るらしいクネルが今から待ち遠しく感じる私であった。