北京遊繕で北京料理を | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

北京料理の名店、荻窪の北京遊繕を訪れた。

まずは、海老烏賊帆立塩炒めである。




いかにも北京料理らしい塩炒めで素材の良さもさることながら丁寧にひかれた上湯が美味しい。

烏賊はよくある冷凍のモンゴウイカなんかではなく、沖縄から空輸された生の赤烏賊を使っていた。
そして、五目炒飯が届けられる。



味つけが絶妙である。
出汁はしっかりしているが淡泊な塩炒めとまた違い、複雑で味わい深い。
美味しい炒飯だった。
締めはこの季節にぴったりの北京料理ツールー麺にした。




山椒を溶けこませたスープや胡麻油をうまく使った冷たい麺料理で、さっぱりとしていながらも滋味深さを味わせてくれる。 
最後の杏仁豆腐まで手抜きがない。




このお店の北京料理は美味しいと思う。