東村山にひの食堂に負けない凄いお店があった。
それは、ほりうちというお店である。
外観からして営業しているのかよくわからなかったが、昼間から女将さん一人で営業しているれっきとした酒呑み処であった。
そして、酒の肴が魅力的で、女将さん手作りの温かいものがリストオンされている。
まさにおふくろの味であろう。
それもどれも一皿200円前後という価格なのだから驚きだ。
平日の昼間なのに店内は愛すべきおっちゃん達で一杯なのも頷ける。
注文は備えつけの多摩川競艇の購入券の裏に
自分の食べたいものを書いて女将さんに渡す。
愛すべき酒の肴は…
とろけるような味わいの煮込み
胡麻の香りが心憎く甘すぎることのないホウレンソウの胡麻和え
素朴な田舎の味、南瓜の煮物
さっぱりと美味しい山芋の梅肉和え
最後に豚バラ串焼きやレバー、焼き団子等の焼き物が届く。
こういう昭和を感じさせるお店が東村山に多く存在するのは
最早奇跡と言ってもいいのではないだろうか。