三笠会館のチキンドリアとカキフライ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

三笠会館の洋食と言えば名物が色々ある。
味わい深くジューシィーなハンバーグ、香り高いデミグラスソースで作られたハッシュッドビーフ、フランス人シェフも味わいに来るカキフライ、そして一番歴史の古い鶏の唐揚げ等、挙げていくとたくさん出てくる。
そして、忘れてはならないのがチキンドリアであろう。
南部鉄器で作られたその料理はいにしえではそのいでたち故、西洋釜飯と呼ばれた。
その日はいつもの三笠会館池袋店でカキフライとそのチキンドリアを注文した。
まずはカキフライが届けられた。


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カキはプリブリとしていて肉厚であった。
生で食べられる新鮮な殻つきカキを剥いて自家製生パン粉をつけ上手にカラッと揚げてある。


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レモンを絞りこれまた自家製タルタルソースをたっぷりつけて食べるのだから美味しいに決まっている。
そして、古き良き時代の南部鉄器に入れられ焼かれたチキンドリアのお出ましである。


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チキンライスの上に自家製ベシャメルソース、ゴーダーチーズが載せられいい具合に焼き色がつけられていた。
さらにその上には立派な地鶏が4つ鎮座している。
この鶏肉がこれまた香ばしくて美味しい。
チキンライスとベシャメルソースとチーズの組み合わせも慣れると癖になりそうである。

そして真ん中には半熟玉子なのだからたまったものではない。


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熱々を頬張りながらいただくのもおつなものであった。
ちなみにデザートにまたクラシックプリンをつい食べてしまう私であった。


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