アンフォラのフランス栗のスープとカレー | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

千駄ヶ谷にあるワインとやさいのお店アンフォラを訪れた。
フルーツの果汁を使ったサラダや21種類のスパイスを使った本格的なカレーが人気のお店であるが、本質的にはワインを楽しめるビストロであろうか。
カーテン部分にもその辺の雰囲気が感じられる。


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さて、料理であるがこのお店の後に寄らなければいけない場所があったので比較的軽めの構成にしてもらった。
まずはアンフォラ特製の肉のテリーヌである。

そのテリーヌの皿には食べたいと思っていた果汁を使ったドレッシングのサラダを盛り合わせてくれている。


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ワインはオーストラリアのシャルドネをグラスでいただいた。


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果実味もコクもしっかりあるが変にべったりとしていない酸が綺麗なシャルドネであった。
肉のテリーヌの中にはナッツと無花果が入っていて、上質なラルドで巻かれているクラシックなタイプであった。


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キメが細かすぎるスタイルではなく田舎風の食感が楽しめる嬉しいパテである。
サラダのドレッシングは林檎と生姜が使ってある。
身体が温まりそうな美味しいサラダであった。


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サラダには生で食べられるジャガイモが散らしてあった。
肉のパテと野菜のサラダのバランスがとてもよかったと思う。
そして、栗のスープである。


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フランス産の栗と生クリームを合わせてある。
そして、上質なエクストラヴァージンオイルをタラリと忍ばせてある。

自家製のパンも一つ持ってきてくれた。


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このスープとパンの組み合わせはすこぶるよかったのである。
最後にアンフォラのスペシャルチキンインドカレーがお出ましである。


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これにはスペインのテンブラニーリョの赤ワインを合わせる。


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このお店のカレーはスパイスを手間暇かけながら調合している。
それにタマネギを長時間かけて炒めたペーストがこれまたいい味を出している。


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これらが合わさることによって深く美味しいカレーとなり、さぞや客を喜ばせていることだろう。
具の鶏肉も美味しいし、福神漬けとラッキョウを細かくして混ぜ合わせた薬味もなかなかチャーミングである。


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昼は900円でこのカレーのランチセットをやっているらしい。青山ベルコモンズから歩いても10分少しと近いので、原宿や青山の帰りにカレー・ビストロ・ワイン好きは寄るといい。