ヴァンピックルでニュイサンジョルジュを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

銀座オザミデヴァンの姉妹店フランス串焼きが名物のヴァンピックルを訪れた。
オザミデヴァンと同様に魅力的なワインがたくさん揃っている。
伺った時はちょうどブルゴーニュワインフェアーをやっていて垂涎物のワインが安く提供されていた。
リニエのモレサンドニかショーブネのニュイサンジョルジュかで迷ったが、リニエはプルミエクリュとの美味しさの違いを痛感していたので、ショーブネのニュイサンジョルジュを選んだ。


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やはり酸がしっかりとしていて輪郭がはっきりとしている赤ワインであった。


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時とともに進む複雑な味の変化も充分に楽しめる。


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いずれも店売りで6000円台というのは破格だと思う。
さて、料理も魅力的なものがメニューに並ぶ。
ジビエも始まっていたが、この後もう一軒考えていたので、一匹焼きたてのウリボウやコル・ヴェールなど我慢した。
まず選んだのは、白レバーのムースと吉田豚のテリーヌである。
白レバーはたっぷりこんもりと盛ってある。


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グランベリーのコンフィチュールを少し沿えて食べるとすこぶる美味しい。


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これにテリーヌが加わる。


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これにはディジョンのマスタードを少し添えて食べる。
ニュイサンジョルジュに合わないわけがないではないか。
北海道の有機農園「おやじ村」直送の気合いの入った地鶏卵の半熟炭焼きも殻ごと届く。


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殻の中へ少し塩を振りかけスプーンで食べる。
炭火で焼かれた健康な玉子ば美味しかった。

最後にデザート代わりに安納芋のトリュフバター添えをお願いした。


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シェフはカリカリホクホクの絶妙な自然な甘みにトリュフバターのチュールを纏わせていた。

しみじみとしたたまらない美味しさで幕を引く。
次回はジビエを食べに来たい。
実はこの後もう一軒素晴らしいお店を梯子したのであった。