久しぶりに焼肉を食べに行った。
あるお店で昨年11月より店主の地元より村上牛のA5レベルの肉を中心にいいものを仕入れているという。
お通しにこごみの胡麻和えが出てきた。
さっぱりとしていて美味しい。
さて、焼肉である。
他の料理もあるが、こういう時は肉しか頼まない。
メニューを見るといいものがかなり安い。
まず頼んだのは580円の前沢牛のカルビと400円のビートロの塩である。
前沢牛のカルビは焼き過ぎないように注意し、片面はさっと程よく焼き、もう片面は軽く焙るくらいにして終わりである。
そのまま口の中に入れる。
この前沢牛もいい肉ではないか。
特別サービスなので一卓につき一皿だけらしいが…
ビートロは豚なのでよく焼いた後、レモンを絞って食べる。
なかなか旨みのあるいい豚肉である。
塩もいいものを使っている。
生ビールも頼んだが、焼肉は白米と一緒に食べるに限る。
続いて800円の村上牛のロースを頼む。
前沢牛より風味があり、いい味わいであった。
最後はさすがに1600円の村上牛のミスジである。
見た目でももの凄くいい肉だとわかる。
それこそ軽く焙って食べたが、口の中でとろけてしまった。
牛肉の上質な脂の風味が強く、限りなく軟らかい。
ご飯に最高である。
細かいところまで気を配るサービスがもの凄くいいお店ではないが、肉質に対する価格のコストパフォーマンスは、今まで食べた中で最高であった。
食べたいと思った時の焼肉はやはり美味しかった。