「アラジン」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

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  ~jeanpaul-cinemaの映画と伊藤英明をこよなく愛するブログ~

ディズニーアニメ「アラジン」の実写化。

アニメ系は普段ほとんど興味がないので
観る気は全然なかったのですが
たまたま予告編を観てしまい
すごく観たくなってしまい(笑)
行ってきました~♪

ミュージカルが大好きな私は
歌と踊りが散りばめられた本作
予告でもそこに魅了されて
興味を持ったわけですが
非常に楽しく観ることができました(≧∇≦)♪

インド映画を思わせる踊りは
ほんとに観ていて楽しかったです♪

歌と踊り、そして映像の美しさ
観ているだけで胸躍る感じで
誰もが楽しめる作品になっていると思います!

内容も非常によかったですね。

言いたいことは単純
わかりきったことなんだけど
色んなことにもまれて見失いがちな大切な心を
今一度思い出させてくれる
そんな映画だった気がします。

本当の自分で生きる
ありのままの自分で生きる
その大切さをとても素敵に描いた作品でした。

魔法のランプから出てきたジーニーが
「見た目は王子に変えたが中身は何も変えていない」とアラジンに言います。

王女と結婚するために
ジーニーの魔法を使って王子になるアラジン

目的のために自らを偽ることの無意味さを
教えてくれる一方で
どのような状況でも自分を見失わないことが
本当の幸せにつながるということを
教えてくれる映画でした。

ほんとに単純でわかりやすい話ですが
改めてそうだよなぁと思える
美しくて感動できる物語でしたね。

ジーニーを演じていたウィル・スミス
凄くよかったな♪

こういう役、ぴったりですね。

恋愛に限らず、
人と人の関係で美しい心と心で通じ合うこと
なんて素敵なんだろ。と思います。

でもほんとこれって恋愛の基本、
教科書的映画でもありますよね。

人を好きになると
大半の人が自分を偽りがちだと思うんです。

特に女性の場合。

好きな人に好かれたくて
自分を色々偽ってしまう。

自分の趣味じゃないけど
彼好みの服装にしてみたり。
髪型を彼の好きな髪型にしてみたり。
自分の趣味嗜好を隠してみたり。
相手に合わせてみたり。などなど。。。

考え方とかに関してもそう。

相手の考えに対して反対意見を持ってても
きっとこれを言うと嫌われるとか思うと言えなかったり。
自分の気持ちを伝えられなかったり。

でも、それって結局、
本当の自分ではないから
どんどん無理がいっちゃって
結局、うまくいかない

つまりそういう相手って
本当に相性がいい
運命の相手とは言えないんだよなぁ。
と思うわけです。

とかいって
本当の自分、本当の相手という
お互いがありのままでいれるほど
相性のいい相手を待ち続けて
結局出逢えず仕舞いになっちゃいそうですけど(笑)

でもそれならそれで
それが自分の運命だと思うんですよねぇ。

だって自分を偽らないといけない相手と
一緒にいてストレス溜まる人生って
本当に疲れるし、
あんまり意味ないと思うんで。

それなら一人でいて、
その淋しさに耐えたり
自分自身のことだけに悩んだほうが
まだマシかなと(笑)

ということで

「アラジン」は
自分が自分らしく生きているか?
ということを見つめなおさせてくれる映画でした。

満足度・・・75%