「だれかの木琴」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

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  ~jeanpaul-cinemaの映画と伊藤英明をこよなく愛するブログ~



常盤貴子演じる親海小夜子が
池松壮亮演じる演じる美容師山田海斗にストーカーするお話。

ものすごくざっくり言うとこんな話(笑)


小夜子は中学生の娘が一人いる主婦なんですが
たまたま行った美容院で担当してくれた美容師に執着するようになり
彼との会話で分析して彼の家を探し当てたり
その家の玄関に苺をぶら下げたり
彼が休みの日に家に行ったり
どんどんエスカレートした行動をとるようになるんです。

この小夜子がストーカー化していく過程は
もう完全に頭がおかしくなっちゃってるねヽ(;´Д`)ノ
観ていてかなり面白かったです。

だって、マジでコワいんですもの。(;°皿°)(笑)


でもさ、人って贅沢だよね。と思っちゃいましたね。

結婚できず、
そういう幸せを半ばあきらめちゃってるものとしては(笑)
結婚できて、旦那が優しくて、娘も素直に育って、綺麗な家に住めて
なんて幸せを与えてくれてたら
他には何もいらないっていうか
男なんて求めず、全然家庭の中で幸せ満喫しますけど~
って思うんですけど(笑)
だって、孤独な人生送ってる今だって
別に男いなくても生きてはいけるわけだから(笑)
幸せな家庭があればそれ以上は求めませんよ(笑)

って思うんですけど
人間って欲深い生き物で
それはそれで満たされないものが出てくるもんなんすかね(-"-;A?
と思っちゃいました。

そんな人が多いから世の中は不倫で溢れてるんでしょうね( ̄ー ̄;


ということで映画の中身に話を戻して・・・

で、この映画、サスペンスっていってたので
このストーカー事件がどんな風に展開していって
どんな結末を迎えるんだろう??
けっこうワクワクしていたんです。

佐津川愛美なんて
最近、「ヒメアノ~ル」もそうでしたが
けっこうクセのある役多いですよね~!
今回も海斗の恋人役でしたが
これがかなりいい味出してて
この彼女が最後にとった行動からは
どんな風に展開していくの?とテンション上がったんですけど・・・


その直後からの展開が( ̄Д ̄;;

なんじゃそりゃ!(´Д`;)みたいな方向へ進んでしまって

なんだかと~っても期待ハズレな結末でした(-"-;A


だから結局何が言いたかったのかな?と
ちょっと考えさせられる結果になり。。。

結局はサスペンスというよりも

人が抱える孤独をテーマに描かれたものだったんだろうな。と。


ま、言いたいことはわからなくもないですが
この結末には全く共感できないし、感動もできなかったなぁ。。。


それにしても
池松壮亮演じる海斗、ものすごくできた人間だったな。


ラストの展開にはかなりガッカリしながらも
それでも終盤まではけっこう面白かった
ので

満足度・・・65%