「ディア・ブラザー」
この映画、実在の人物の人生を映画化したものだというから驚き。
ヒラリー・スワンク演じるベティ・アンと
サム・ロックウェル演じるケニーは
幼い頃から子どもにあまり愛情のない母親に育てられたため
2人でずっと支え合って必死に生きてきた兄と妹だった。
大人になって互いに結婚し
子どもにも恵まれ幸せな生活を手にしていたのだが・・・
ある日、近所の女性が惨殺される事件が起こり
ケニーが犯人として逮捕されてしまう。
無実を訴えるも、判決は有罪。終身刑が言い渡されるのだった。
兄の無罪を信じるベティ・アンはどうにかしたいと必死になるが
弁護士を雇う費用もないため
自ら弁護士になって兄を救うという道に出るのだった。
しかし、それには長い年月がかかり
兄は途中でくじけそうになるのだが、
ベティ・アンは決して途中であきらめることはなかった。
というようなお話で
映画のエンドロールで写真が出ますが
この兄妹は実在するんですね!!!
映画で描かれている夢のようなきれいごとではなく
この奇跡のような出来事を起こした人が実際にいるんだ
ということに本当に驚きました。
人は諦めなければ
不可能を可能にできるんだなと。
人の持つその力の凄さに
ただただ感銘を受けました。
原題は“CONVICTION”ですが
“CONVICTION”=“信念”
“信念”の起こす奇跡が存在することを
思い知らされた感じがして本当に衝撃を受けましたね。
自分の人生においても
何事も絶対に諦めてはいけない
諦めなければ奇跡は起こせるかもしれない
と
信念を持って生きることの大切さを教えられた気がしました。
ぜひオススメの一本です。