新年一発目は、この「ドット・ジ・アイ」。
DVDで観たのだが、これがかなりの傑作だった。
内容に関しては、ほとんど触れないほうがこれから観る人にとっては良いと思うので、
どう良かったかというのもなかなか言えず、つらいところであるが、
それを自分の目で確かめるのがいいだろう。
簡単にさわりだけ説明すると、主人公カルメンは、大金持ちの恋人からの猛烈なアプローチによって、結婚することを承諾する。そして、独身最後のパーティーを友達と楽しんでいると、旦那になる男性以外の人と、独身最後のキスをすると縁起がいいので、ここにいる男性の中から一人選んでキスをしてください。とボーイから言われる。そこでカルメンは、そこに居合わせたガエル・ガルシア・ベルナル演じる青年を選びキスをする。そこで2人は運命を変えてしまうキスをするのだった・・・
といった感じで、キスをして、2人は惹かれあってしまうのだが。。。
その先には、思いも寄らない展開が待ち構えているのだった。
なんとなく誰が悪いのかとか、そんなことは想像がつくのだが、
そんな仕掛け!というところが想像がつかず面白い。
そして、ラストは、決して明るくはないのだけれど、なんだか爽快。というか、
腹の底で密かに笑う
そんな感じのする映画だ。
私の大好きな映画に「暗い日曜日」という作品があるが、その作品と少しテイストが似ている感じがした。
なんと言っても、こういう映画は好きだ。