「キングダム・オブ・ヘヴン」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

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king    「キングダム・オブ・ヘヴン」




オーランド・ブルーム初の主演作。

リドリー・スコット監督作の歴史大作「グラディエーター」は、素晴らしかった。

ので、今回も、期待はかなりのものだった。

予告を観た時、映画監督ってほんとにすごいな。と思わされました。

こんな規模の大きなものを作れるってすごい!!と。


さて、内容の方はどうだったか。。。

私は、歴史ものがけっこう好きなのですが、歴史が苦手なので、

今回は、ストーリーの説明などは省かせていただきます(苦笑)


歴史ものは、人と人の心の通じ合いが描かれているのでとても好きなんです。

今回のこの作品も、その点では、よかったです。

しかし、少し前に公開になった「トロイ」と比べると、「トロイ」の中のブラピとエリック・バナの

心の通じ合いにはかないませんでした。


恋愛に関して言えば、「トロイ」より納得がいきます。


この映画は、善と悪が非常にわかりやすく、対照的に描かれています。

そして、善であること、自分の信念を貫くことの美しさを描いていると思います。

父の信念が、子に受け継がれる美しさもあります。


しかし、偉大な父を親に持っていたからといって、鍛冶屋である息子が

そう簡単に偉大になれるものかなぁ。と、あまりにうまくいく過程にちょっと違和感を感じたりもしました。

まぁ、偉大な素質を受け継いでいるのでしょうが。


しかし、おもしろかったし、見ごたえもあります。


一人、登場人物について言わせてもらえば、悪として登場した、マートン・ソーカス。

ma-  彼は「トリプルX」「ロード・オブ・ザ・リング」「ボーン・スプレマシー」などに

出演しているんですが、いつも気になるのが、“なまり”です。

今回もなまっていました。。。

役作りでなまるとか、なまりを直す役者さんは数多くいます。

彼にも、なまりをコントロールしてほしいものです。

いつもなまっている。。。


でも、見て損はない作品です。


※記憶に新しい「アレキサンダー」よりは断然素晴らしいですよ☆