昨日のエンドレスショックは、車椅子使用者と行きました。
帝劇は1966年の落成、当時の建物はどこも障害者の利用を想定していないようです。
帝劇も館内に段差が多く、床にはじゅうたんが敷かれ、車椅子の移動は至難。バリアフリー設備はまったく不十分です。
帝劇に車椅子使用者とは何度か行っていますが、客席内に車椅子用スペースは少なく、1階席の入口近くに車椅子と介助者用パイプ椅子を並べての観覧が多かったです。
と、不満ばかり書きましたが、職員さんたちの対応はすばらしく、入場時から気を遣ってくれました。おかげで満喫しました。
設備のバリアフリーは不備でも、人的バリアフリーは完備でした。
それで、昨日のチケット。
帝劇の席をご存じのかたはわかるでしょう。2階最後列です。
なにしろ、日本一チケットが取りにくいミュージカルなので、取れただけでも幸運です。
上に書いたように、希望すれば1階の入口近くで観ることもできますが、位置が低いので観づらいです。
同行者は手を貸せば階段を登れるので、2階席で観ました。
車椅子は上演中帝劇が預り、終演後に持ってきてくれます。
おかげで、最大の見せ場である堂本光一さんのフライングもしっかりと観ることができました。
近く取り壊され、再建される予定の帝劇。
新しい帝劇は、バリアフリー設備も完備されることでしょう。