僕と一緒 -25ページ目

テッポーダマにもなれやしねぇ

 ぴぃぴぃぴぃ、TPP、ぴぃぴぃぴぃ、TPP~♪ハローハローご機嫌如何が?今日も見事に晴れ渡っているね。最近はちっとも雨が降りゃしねぇ。出退勤以外の時間なら降ってくれて良いんだから、景気良く一雨来ないかねぇ。…どうも、明日から再び連続早番で出勤したくない皆のブルース野郎ニジムラリョーだ。飯喰ったか?俺は少しずつ減量するよ。正月で太って、風邪ひいてドカ喰いして太って…。この腰に巻いたチャンピオンベルトを返上したいからね。

***

 俺が狂っているとは思わないが、俺自身の個人主義が多少は行き過ぎているかもなぁと思わんでもない。自己中心的と言うよりは個人主義だろう。まぁ全体主義的な部分も無きにしも非ずだが、それは願望なのかも知れない。自分にあまり無いものだからね。

 日本の現状は、北朝鮮とか中国を笑えないレベルの状態だと思っているのね。それは「暴力機構が権力と直結し過ぎていない」程度の違いしかなくて、無気力無関心に育てた国民は、暴力機構が無くたって反抗しなくなったってだけだから、やっぱり独裁されてるのと大差無い。北の国民が葬儀で大泣きしてたのと、今の無気力無関心状態は何も変わらない。

***

 実際にこの現状で反抗しないなんてのは世界的に見ても笑い者だろう。政府要人の一人や二人、ぶっ殺されても別に何にもおかしくない。むしろ当然だと思うのだが、そうはならない。闘争心の欠如なのか、何なのか。精々が、こうやってネット上で吠えるくらい。それとも警察署に書類出して、保護してもらいながらデモするか?そんで終わって「楽しかった」とか言っちゃう?闘争が目的じゃないのなら、それには何の意味も無い。

 でも本当の闘争に必要な武器も人数も揃わない。そして闘争に明け暮れた所で、何かが変わるとも思えないのだろう。誰も期待なんざしていない。変わると思っていない。それとも、まだ話し合いで解決出来ると思っている、脳味噌が平和で天気(能転気)なおめでたい奴等ばかりなのか?ドラえもんみたいに、望めばどうにかなると本気で思っているのか?

 もう日本の政府なんてのは本当に暴力でしか変わらないし、暴力でしか変えられないと俺は思っているの。彼ら(政府)に必要なのは危機感だ。国民がどのレベルで生活しているかも知らないような人間に、国を任せておける筈も無い。話し合いでどうにかなる相手じゃない。滅茶苦茶もいいところだ。そうだろ?

***

 でも、「じゃあぶっ殺そうぜ!」となった場合でもそうだし、反政府組織みたいなのを立ち上げるにしても、そこに必要なのは絶対的な孤独だと思うんだよね。血縁者、近しい人間、って言うのがいる事は隙だ。精神的動揺をしかねる急所だ。後の事を考えてもそうだし、彼ら(家族や友人)を守る為に取る行動で彼ら(家族や友人)を殺しかねないんじゃ、本末転倒だ。

 じゃあ動揺しなけりゃ良いと言うかも知れんが、それはそれで問題だろう。人間としてどうかと思うし、事を為し得ても理解を得られん。理解を得られないなら行動する意味が無い。よって、マンガや映画の様に「それら」を守りつつ、更には事を為さねばならんのだ。ウルトラCとか言うレヴェルじゃねぇな(笑)

 そう簡単に鉄砲玉にもなれやしねぇ。それに必要な覚悟も、周囲を説得出来る気も脳味噌も無い。釈明して理解を得られる様な事を言う気も無いし、やっぱりそういう言動をする脳味噌は無い。何故なら、俺は選民思想の持ち主らしく、理解出来ない馬鹿は死すべきだ、くらいの気持ちで生きているからだ。

***

 そう。世間(太宰が言う世間では無く、世間一般)は、まず行動した人間を理解しようとはしないだろう。メディアも理解させようとはしないだろう。少なくとも、俺はそれくらい世間や他人、メディアを信用してはいない。信用している人間が存在するのかも怪しいが、とにかく俺はそれらを信用してはいない。

 これだけイカれた状況で、ネットも何でもあると言うのに、街の人間の話題は昨日民放でやってた番組の事。「難しい話わかんなーい」とか言ってる始末。まだ自分以外の誰かがやってくれると思っているらしい。そんな訳は無い。そんな訳は無いのに誰一人動かない(様に見える、様に見せられている)。

 もう馬鹿に教育をして育てている余裕は無い。荒療治だろうが何だろうが、急速に変える必要がある。やはり必要なのはカリスマによる一時的独裁だ。そしてそれはある時点で打倒されるべきだ。歴史なんて結局はその繰り返しだしさ。民主主義で、その民主がダメならカリスマを持った基地外が動かなきゃ物事はどうにも動かない。…と訴えるのがメディアの本来の姿勢だと思うんだけど、どうかね。

***

 ロクなもんじゃねぇ、と斜に構えて煙草を吸う。コーラを飲む。赤いんだか星条旗模様なんだかわかんねぇ日の丸を睨む。吊るしで二万のスーツも結局着ないで、煙草くせぇ私服、ラバーソールに跳ねたコーヒー、明け方や深夜に出退勤する俺を横目で見る遠慮ない世間(笑)の目。ふざけた飯、だらしないセックス、惰眠を貪っても疲れは大して取れず、何かを作る事で代替行為みたいに生きる日々。ロクなもんじゃねぇと鼻で笑って終わりにするのは、何か違う気がする。

 覚悟、か。全てを得る事は出来ない。何かを捨てなきゃ、何かを得られない。国を変える気でいるなら、それ相応の覚悟は必要だ。口移しに愛を教える事も出来なくなるかも知れない。愛とか本当に訳わかんなくなるだろう。それでも、何かしなきゃいけない焦燥感に駆られ、生き急がねば死ぬまでに間に合わないと思う。

 どうするべきか。ここ数年、分岐点で立ち止まりっ放しだ。