【23年11月06日】
久しぶりの吟行句会。近所にある自然公園が今回の吟行地。ずいぶんたくさんの鴨類、鷺類、そして白鳥などがやってきていた。天候はいまひとつで、観察ルームからの観察がもっぱらだった。天候が不順であることが、かえって鳥たちの自然の生態に接近できたようで、当日の出句は、読みごたえのある作品が多く投句され、内容の充実した吟行句会になった。
草田男関係については、ともかく資料を集めて、読んでみることを引き続き行う。テーマがちょっと変則的なものである分、なかなか接近の糸口がつかまえられない。ともかく、進めていくほかはない。
昨日は、よく通っている市立図書館の古本フェアーが催され、蔵書の無料配布が行われた。たまたま、知り合いのグループ展で隣の美術館に行っていたこともあり、ついでにそちらの催しにも顔をだしてみる。結果として、万葉集の2・3・4巻を入手。自宅には、いざ読み始めてみると1巻しかなかったので、これはラッキーだった。草田男が終わってから、ゆっくり読んでみよう。

政治家の中には、こちらの理解を超えるような持ち味の人物が散見する。たとえば、自らは平然と差別的言辞をもてあそびつつ、それを差別を政治利用する主にリベラル系の者たちに対する反撃と称しつつ、実は自らの支持層(差別を容認し、差別する側の自らに対して、肥大化した自我構造を惜しげもなく発揮してくれる人たちだけれど……)維持のために見事に差別を政治利用している点について、素知らぬふりを決め込んでいるようだ。