蜜柑丸ごと1個をくわえて、ジェニビーが自分の寝床へやってきた。そして、情けなさそうな表情でこちらを見上げている。蜜柑は食べたいのだが、自分で蜜柑の皮をむくことが出来ないので、何とかしてくれと言っているように思われる。
2日。テレビでは箱根駅伝往路の中継をやっている。別のチャンネンルでは、「のだめカンタービレ」の傑作集を夕方までやるらしい。なんとも大作りな番組編成であるな、と思う。
外は雪が降り続いている。粉雪ではないので、積もることはないと思うが、なんとも寒々とした情景である。
今日で、一端薬を飲むのを一休みする。一日3回、定時に飲むのは案外と面倒くさい。薬の副作用なのか、胃がむかむかしているのもあまり愉快ではない。
家に籠もりきりと言うわけにもいかないので、昨夕、雪の止み間を見計らって、近所に歩きに出る。上空にきれいな青空が広がるが、四囲には灰色の雪雲が塊になって浮かんでいる。それがゆっくりと西から東の方に移動していく。こちらは野原に立って、側面からその流れをみているような有様である。霊峰と言われる山も幾重にも渡って流れるような雪雲に隠されて、その姿は見えない。年末寒波のおかげで、スキー場は滑走可能になっているようだ。夜などは、ナイトスキーの照明が遠く眺められたりもするのだ。
朝寝の習慣がついてしまったようだ。6時に薬を飲んでから、もう一眠りをして、目を覚ますと7時すぎくらいになっている。切り替えは早いので、現場復帰したらまた5時起床の日々になると思うけれど、早寝早起きを励行しなければ、と思う。ともかく体調には注意を払わなければ、と思う。
弟一家は、昨日初詣に。ついでに、ということで姪にお神籤を引いてきてもらう。結果は「大吉」であった。全体的に良い占いで、新年早々縁起の良いことだと思う。お神籤は、財布の中に入れておく。明日辺り、初詣に行きたいものだ。夕方にでもでかけて、そのまま近くの水鳥公演で、白鳥の姿などを眺めるのも良いかもしれない。ここも、ご多分にもれず、繁殖しすぎた鵜の害の話が出始めている。夕方、数十羽ずつの群れとなって、鵜が公園に帰って来る姿が見られたりするそうだ。近所の川の鮎漁の不漁との関係が問題になっているようだ。ちょっとした川なら、数羽の鵜のせいで川魚が根こそぎになることがあるらしいとも聞くし、鵜の問題はどうなることだろうか、と気懸かりである。