運用場所:栃木県宇都宮市古賀志山
運用諸元:50・430MHz帯
使用設備:
・TS-60D+HL-66V+50HS-6DR/6mH(50)
・FT-897DS+HL-726D+A430S15R2/5mH(430)
交 信 数 :460(50SSB380,430FM80)
※内訳
・栃木コンテスト…60
・6mアンドダウンコンテスト…400
コンテスト運用でほぼ毎回訪れている古賀志山であるが,6mアンドダウンでは初となる(一昨年は重要な機材を忘れたことに山の麓まで来て思い出して断念,昨年は馴染み局様のシャックを借用したため).
当地はロケーションが良く運用環境も悪くはないのにコンテストで運用している局を見たことがない.
先客の心配をしないで良いため,筆者のように1日目がCMで現着がコンテスト開始直前になる状況には安心である(先客が100%ないとは勿論言えないが).
また,今回から50M帯が追加された(ただし単独での部門設定はない)栃木コンテストへの参加も重要なミッションである.
当日はCMを早めに引き上げ一旦帰宅,16時に現着.
17時より先ずは栃木コンテスト.
6mではCQを出している局が結構多く呼ぶ局も少なくない.
これは意外であった.
当局も早速6mでCQ,18時までで40QSO,当コンテストへの参加各局の6mへの期待度が窺える.
19時より430FMでCQ,しかしやはり当地はUHFに弱いため6m程は呼ばれず終了を待たず45分程で20QSO.
21時より6mアンドダウン.
6mでCQ,日が変わるまでに150QSO+息抜きに430で20QSOで初日は終了.
しかしCQは継続し2時前までに6mで40QSOして中断する.
深夜の弱いEsもありマルチの上積みも図りここまでまずまずの成果.
ところで,現地での泊まりでのコンテスト参加時は毎回同様であるが,周囲は森であり街灯もないため夜明けまで眠る気になれず,空が白む4時過ぎまで他局のCQを聴いたり動画投稿サイトを閲覧したりで時間を潰し,周囲が明るくなってから仮眠を取る.
従って2日目は8時9時の再開となり効率が悪い.
しかし夜が明けるまでの現地の怖さはいかんともし難い.
再び6mでCQ,当日は所により降雨の予報があるものの1エリアは概ね好天で,2日目のみ参加の各局が出始めて順調にナンバー交換.
と,ここで県内の別の場所で運用している馴染み局が早くも撤収すると云う.
場所の選択を誤り全く呼ばれないとの由.
当地より3倍以上も高い場所にいるのにである.
しかし地形図で確認してみるとその場所から南方向に更に高い山々が連なっており完全にブロックされこれは呼ばれなくて当然.
当地に移りたいとの意思を馴染み局が示したので「ご自由に」と返答.
しかし同じバンドでの運用は困るので当局が運用していない間のみとして頂くことに.
8~10時頃に弱いEsでオープンしマルチの上積みも再度出来たが大きなオープンには繋がらず10時過ぎにはFO.
10時過ぎに前述の馴染み局が到着,430で運用を始める.
12時過ぎに当局が430に移り馴染み局に6mを譲る.
当局はそのままコンテスト終了を待たず14時半頃にCL,6mでCQを続ける馴染み局を冷やかしつつ撤収作業.
15時前に馴染み局も運用を終え,各々帰宅した.
6Dに関しては6mのみでも380QSOとなり,これは一回の運用として最高記録である.
■次回の運用予定
日時…07月14日0900頃~1700頃
場所…栃木県芳賀郡市貝町(近隣に変更の可能性あり)
諸元…50・7MHz帯