運用場所:茨城県笠間市福原地内
運用諸元:50・7MHz帯
使用設備:
・TS-60D+HL-66V+50HS-6DR/6mH(50)
・FT-897DS+HL-50B+CWA-7H/5mH(7)
交 信 数 :105(50SSB80,7SSB25)
昨年7月以来となる当地である.
前述したが,当地は南方向に対して筑波山があり南関東方面には良いロケーションではない.
それでも6mでは東京のビーコンがS3程度で入感しており,どのような伝搬かは判らぬがそこそこの飛びではあり,Esシーズンでなくても一定の成果を挙げている.
しかし430は全く不可で,当局の脆弱な設備では精々が近隣程度に止まる.
そのため昨年までは午前中のみの運用に限られていた.
しかし今回は40mでの運用を企図していたため,CONDXが余程悪くなければ一日楽しめる算段である.
前夜の茨城町から最寄りの道の駅での仮眠を経て8時半に現着,現地までの道中は荒れた林道であったが,前回訪問時に比べ若干の整備がされているようで走りやすい.
いつもの場所には相変わらず藪等が茂っているが,気にせず石岡市との境界ギリギリにANTを設置する.
まずは6mであるが,先週までの閑古鳥は何処へやら,開始早々にパイルすら起きる始末.
時折2や0からもお声が掛かる.
しかしそれも10時を過ぎると止み,CQが多くなる.
季節が良くなったせいか移動局も多数出ているようで上下の被りが時折.
良いことである.
11時半頃にお馴染み局様がクラスタに上げてくださりお声掛けが増え,13時前までに80QSOで6mはCL.
当地にはEsシーズン前に3年連続で訪れているが,ロケーションの悪さの割には何れも好結果を残している.
標高600~800メートルの山地が立ちはだかっているのに,どのような伝搬なのか気になるところではある.
13時過ぎより40mでCQ.
しかし期待した程には呼ばれない.
どうやらこの時間帯はCONDXが良くないらしい.
確かに声が掛かるのは2・7・0と云った中距離か1エリアばかり.
もっと遅い時間帯になれば状況も変わるかも知れないが,当日は18時より1344市でお馴染み局とのEB会が控えており,当地を遅くとも15時半には離れなければならない.
40mで25QSO,残念だが15時過ぎにCL,急ぎ撤収し山を下り1344市に向かった.
■すぐ近くのグライダー発着場の関係か,多数の車両が.
■7MのDPの半分が石岡市に掛かっているのはご愛嬌.