冬なので、観光客どころか人が一人も居ない貸し切り状態のロカマドゥール。
Rocamadour
まずは、13世紀に建てられたPorte du Fuigier、「いちじくの門」を通り街へ。
入ってすぐ右手にお手洗いがありました。(有料)
少し遠くから見た断崖絶壁の街の景色とPorte Salmon、「サルモンの門」。
この門の地面にオクシタニア十字が描かれていました。
この二つの門以外にはPorte Hugon、「ユーゴン門」・Porte Basse「下の門」があります。
下の門を通りまっすぐ下っていくとMoulin de Roquefraîcheという水車小屋を発見。
クレープリーとして使われてたみたいです。
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巡礼者の階段。
登っていくと、Porte Saint Marchial、「サン・マルシアル門」があり、そこを通ると聖域へ。
門の前にはChemin de Croix(十字架の道)があります。
まずは聖域へ。
聖域の広場。
完全貸し切り!!(*‘ω‘ *")
岩をうまく利用して建てられています。
まずは小さなシャペル2つを見学してからノートルダム礼拝堂へ。
と思ったら・・・ドアが開かない(@_@)
閉まってる!???ここまで来て!??
と思ったら、奥へ行くとノートルダム礼拝堂の入口があったので、ここから入れました。
入口の左に、ロカマドゥールの街の名前の由来となった聖アマドゥールの墓があります。
(Roc=岩、Amadour=聖アマドゥール)
聖アマドゥールの遺体がここで発見されたようですが、宗教戦争の時に盗まれています。
入口の向かいの壁上部には壁画が残っています。
入口上部には剣が岩に刺さってるんですが、これがなんと!
聖剣デュランダルだとか!!!
(『ローランの歌』の伝説の聖剣。昔盗まれてコピーだそうで、今は盗られないようにチェーン付き)
ゲームの中の話かと思ったら実在するとは・・・(今はコピーやけど)
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礼拝堂は、思っていたよりこじんまりしていました。
黒い聖母子像が中央の祭壇に祀られています。
貸し切りでゆっくり集中して見ていたので写真があまり残ってなかった(@_@)
壁は岩がそのまま使われています。(※拡大して指毛を見ない事!)
ひんやり濡れていて、時々水滴が落ちてきます。鍾乳洞の中みたい。
ここの奥にサン・ソヴールバジリカ聖堂があり、そこは船の中にいるような空間です。
すごく静かで穏やかな空気が漂うところでした。
レストランは残念だったけど、聖域は空いている時期に来られて本当に良かった。
夏は観光客でごった返すみたいです。
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礼拝堂を出てからは『十字架の道』を登っていきます。
19世紀につくられたもので、比較的新しいものです。
ここで中国人団体客と鉢合わせてしまった(;゚Д゚)
めっちゃうるさいし写真バンバンとって全然進まないので疲れた;つД`)
礼拝堂で鉢合わせなくて本当によかった!!!!
登りきったところに、エルサレムの十字架があり、そこからお城が見えます。
お城には城壁内に入れるみたいですが、この時庭の工事をしていて入れる気配が全く無かったので入っていませんが、ここからの景色もすごく良いみたいです。