Picardの冷凍クスクス | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

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冷凍食品専門店ピカールは、いつも店内がすいていてゆっくりと買い物でき、お会計のときにも、普通のスーパーのようにあせったりしなくてすむので、気に入っています。

近所のスーパーは、Auchan系のものがあり、夏に引越ししてきてから、ずっと改装工事中です。

旧市街でおそらく唯一のスーパーなので、ピーク時には、9月から大学が始まり、学生が一気に増えたのでとても混雑します。

店内を白い壁で区切って、改装工事をするのですが、いつもの売り場が仮のコーナーに移動していたり、通路が迷路のようになり行き止まりもあるので、迷子になります。

あるとき、おばあさんに話しかけられたのですが、もう野菜は売ってないのですか?と悲しそうでした。わたしは、もちろん売っていますよ!と、くねくねとした通路を一緒に歩いて野菜売り場を教えてあげたこともあります。

今はかなり工事も終わり、新しくなった背の高い冷凍や冷蔵の棚ができて、陳列される商品の種類も大幅に多くなりました。

セルフレジも8台設置されました。

でも、日本のようにスムーズなお会計にはならず、毎回のようにエラーになり、係りの人がエラー解除に飛び回っています。。




話は戻りますが、ピカールで、冷凍のクスクスを買いました。2人前で6.70ユーロです。
(いまはセール中で、5.70ユーロです^^)

具の袋とクスクスの袋とスパイスの小袋が入っています。

これをお鍋でお湯の中で温めました。(具は25分、クスクスは15分です。)


photo:01

なかなかおいしかったです^^
肉や野菜もたっぷり入っていました。


わたしがクスクスを初めて食べたのは、15年ほど前だったかもしれません。

初めての一人旅で、モロッコを旅行したときです。

首都のラバトから世界遺産の古都フェズに列車で向かうときに、駅のホームの表示が確かアラビア語しかなくて、わたしはどっち方向の列車に乗るべきかわからなかったのです。

それで、ホームにいた近くのモロッコ女性に尋ねたのでした。

すると彼女は自分もフェズに行くので一緒に行きましょうと言ってくれました。わたしは1等の切符を持っていましたが、彼女と一緒に2等車に乗りました。

車内はコンパートメントになっていて、他の乗客も気さくに話してくれて楽しかったです。

彼女が、自分は田舎のほうにも行くけれど興味はありますか?と聞いてくれたので、もちろんありますよ^^と答えました。

あれよあれよと、彼女の叔母さんといとこたちの住むフェズの家に泊まることになり、その数日後には彼女の実家(お姉さん夫妻)のオアシスの小さな村の家にも泊まることになったのです。

フェズの家とオアシスの家で、クスクスやタジンをご馳走になり、とてもおいしかったです!

オアシスの家では、お姉さんの旦那さんもすごく親切で、みんなで円になって食事をしましたが、クスクスはわたしには片手で丸めるのが熱くて難しく、旦那さんがボール状にしてくれていました^^

日本からモロッコへの旅はすごく遠くて飛行機代もしんどかったですが、フランスに住んで近くになったので、いつか彼らに会いに行きたいと思っています。