アパートの見学に行きました | フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

フランス人の彼との結婚までの道のりとその後のふたり

2012年11月に日本で結婚、2013年2月からフランスに住んでいます。
国際結婚手続きとフランス生活やフランス語の学習記録。
旅の思い出も時々織り交ぜて、庶民の暮らしをお届けします。

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ようやく(?)、アパートの見学に行きました。

職場のアパート斡旋に申し込んでいるのですが、なかなか連絡がなく、ふとインターネットで検索すると、いろいろな物件があり、土曜日に数件電話で問い合わせて、そのうち2件にしぼって、今日、午前と午後に訪問しました。

1軒目は、電話の声が老女で、感じが悪かったらしく、何も期待していなくて(アパートの外装も古いため)、ただ見るだけ、本命は午後の2軒目、ということで臨みました。

待ち合わせにやってきたのは、老女ではなくて、中高年の感じのよい女性でした。老女と想像していたのは、彼女がポルトガル訛りがあり、携帯の機種が古いために音声が不明瞭で誤解してしまったのでした。

とても古い概観のアパートですが、玄関の扉の中は、綺麗に改装されていて、砂色とベージュ色の混ざった色のざらざらした壁に、ポルトガル風のタイルがところどころ貼り付けられていて、階段や扉は、重厚な清潔な木製で、すごく気に入ってしまいました。

部屋は、F1 bisで、キッチン、居間、メインの部屋がひとつになっています。キッチンのあるところにベッドを置くのは変な気がしますが、日本のワンルームの部屋の2倍以上の広さがあり、窓が3つ並んでいて、見晴らしも良好、天井にも窓がありました(鳩の落し物つき)。バスルームとトイレが別々なのも気に入りました。 ここに決まるかも、と思いながらも、午後にもう1軒のほうを見ました。

1軒目も2軒目も、旧市街にあります。2軒目のほうは、かなり中心部です。とてもかっこいい昔ながらのアパート。4eme etage(日本でいう5階)って、どこだろう?と思っていましたが、案の定、屋根裏部屋でした。

スーさんが気に入ったポイントは、この部屋は屋根裏部屋ですが、部屋の内部に階段があって、3階に分かれているのです。もっとも、3階は、ベッドだけのスペースなので、ロフト、といったほうがいいかもしれません。面白い構造です。

わたしが残念に思ったのは、窓がないことでした。屋根裏なので、壁が垂直ではなく、斜めになっています。なので、2つある小窓は斜めになっていて、外が見えません。背伸びしたら、すぐ近くの教会の時計台が見えました。

でも、結局、この2軒目に決めました。スーさんが気に入っているし、わたしもこの立地がすごくいいと思ったし(同じ建物には弁護士などが住んでいて、治安も問題なさそうです)、なにより、収納がたくさんあるのです。

屋根裏といいつつ、エレベーターがあるので、苦労はしませんが、玄関の自分たちのドアを開けると、長い廊下があり、それがまた左折して、1階の部屋につながっています。この廊下に自転車を2台置けるし、もちろん他のものも置けるし、背の高い棚があり、さらには、靴やバッグや飾り物を並べるための大きな棚も壁にあるんです。さらには、2階にはウォークインクローゼットがあります。

かなりよい感じですが、そこはやはり屋根裏部屋。垂直ではなく、平行でもないので、これから家具家電の置き場を考えるのが難しそうです。 でも、早速IKEAなどのウェブサイトを見て、楽しんでいます^^


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2軒目に行く前に休憩したカフェです。
なんとトイレに閉じ込められて、かなりあせりました。。