今 僕に伝えたい事 | 三温糖のブログ

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夢への 道のり

子曰く、
吾十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順ふ。
七十にして心の欲する所に
従ひて矩(のり)を踰えず
(こえず) 

論語の一節 

孔子が我が身を振り返って

自身を語った言葉

孔子先生はおっしゃいました。
「私は十五歳のときに学問を
志し始めました。
三十歳にして独り立ちをし
四十歳で迷うことがなくなり
五十歳のときに天命を理解し
六十歳のときに人の意見を
素直に聞けるようになり
七十歳の時にやっと
自分の思うままに行動をしても
人の道を踏み外すことが
なくなりました。」と…

この春 義務教育を終了して
16歳の誕生日を迎えて
高校進学をする 息子 僕へ
母である私から贈る言葉です

義務教育期間終了は
全ての始まりなのです 
進学するしない関係なく
本当の学びの始まり
孔子のような後世まで語り継が
れる人間でもその心の成長は
私達と変わりがないもの

今母が我が身を振り返っても
学ぶ事の大切さ 尊さ 楽しさ
それを感じだしたのは義務教育
が終了した後だった
君は自分は勉強が苦手だと
思っているが まだこれからだ
やっと基礎が整ってきた時期で
これからが本番なんだ
焦るな勝手に劣等感を抱えるな
まだこれからだと知りなさい

30歳でやっと自分の足で立つ
立ってる感覚を感じた
30歳で死ね その願望を捨てた
その時母はやっと自分の足で
立ったように感じた
経済的 精神的自立を成し得た
のは その頃だった
だから焦るな まだ自立まで
の道のりは長く遠いものだ
それは君が劣っているからで
なく 母も孔子でもそうとしか
成長しなかった 
時間と経験が必要なモノなだけ
だと 知りなさい

自分は何故生まれたのか?
自分は何を成し遂げたいのか?
どう生きたいのか?
その答えが何となく分かるのは
50歳を過ぎてからだ
そうゆうのを【天命】と言う
それが分からず迷い苦しむのが
20代30代だと母は思うよ

母は真っ直ぐ迷いなく生きた
生きてきたと君は思っているが
迷いなく真っ直ぐ生きてきたよう
に見える母の人生も常に迷ってた
これで良いのか?そんな迷い
迷うから 学ぶんだよ
学び選択肢を広げようとしてきた
そうゆう迷いが消えたのは40歳
に手が届いた頃だった
だからまだ15歳 この春16歳に
なる君が迷うのは当たり前の事
悩み 迷い 道を間違えても
当たり前なんだよ

孔子は言ってる70歳にしてやっと
思うように行動しても人の道を
踏み外さなくなくなったと
人並みはずれて山ほど学び 
沢山の人に出会い様々な経験した
孔子ほどの人でもそうなんだ
その足元にも及ばない学ぶ経験
しかしてないウチは思うように
行動出来なくて当たり前なんだ
道を踏み間違えて当たり前なんだ
だから失敗を恐れる事は無いと
知りなさい

受験を経て【選別】されたように
君は感じているかも知れない
が、君達はまだ何モノでもなく
まだ何一つ選別などされていない
のだと知りなさい
これからなんだ これからの日々
の生き方 学びが今後の
君の人生を作ってゆくよ

最初 一つ目のゴールは30歳
30歳の君はどう生きているか?
君は経済的 精神的自立を
成し得ているか否か?
人としてその一つ目のゴールに
辿り着ける道は一つじゃない
君から見たら素晴らしく立派な道
を歩んでいる人でも辿り着けて
いない人は多くいるもんだよ

目先の事柄に惑わされるな焦るな
君が目指すべき 最初のゴールは
30歳のゴールだよ
人生は登山みたいなもんだ
目の前の山を必死に登って頂きに
着くと山の下からは見えなかった
別の高い山が見える まだまだ
山頂は先だと一つの山を登って
初めて知る事の繰り返しみたい
なもんだ山は山脈だからだよ

それを楽しめる人となりなさい
次の高い山を見て挫けるのでなく
ワクワクする人となりなさい
君は今最初の山の登山口にいる
どんな登り方をしても良い
ただ大枠 だいたいの目標は持ち
登って欲しいと母は願ってるよ
だから 今この話をしている

もう一つ君に贈りたいものがある
母が1番好きな歌
母が1番よく聞いた歌
だけど誰にも言った事が無い歌



今 登山口にいる君に

贈りたい歌は

母が1番好きな歌です

自分じゃ歌えないし好き過ぎて

人に歌ってとも言った事が無い歌

時々堪らなく聴きたくなる歌

母がよく【大空】【つばさ】って

言葉を使うのは おそらく

この歌の影響が大きいと思うよ


卒業の祝いの席で僕と話した事

僕に伝えた事です

良いなぁ16歳 1番良い時だよね

私はその年頃朝から晩まで働いて

いたけど楽しかった時代だった

目に映るもの全てが新鮮で新しい

自分の力で働き稼ぐ事が嬉しくて

努力さえすれば 学べば

何モノにでもなれそうな

エネルギーに溢れた時代だった

息子僕も そうゆう時代に

なって欲しいなぁと思います