雑記 | 三温糖のブログ

三温糖のブログ

夢への 道のり

受講しました。
長らく相談支援なさっておられる方のお話は、

凄く納得いくお話ばかりでした。

早期発見 早期療育の名の下に近年発達障害と

診断される児童は増え続けており、

普通の発達レベルでの困り感も発達障害と診断

されてるように感じる事
 
疑わしきは取り敢えず療育へ繋いでいる現実

療育へ繋がる為に診断を受ける必要があり、

その為医療への敷居が凄く低く投薬に繋がり易い

発達障害と診断され 親御さんが必死に学び

療育する事により普通の発達上の困り感も

発達特性からの障害と勘違いしやすい

我が子を特性とゆうフィルターで見るようになる

私もそう思う 私自身がそうだったからです。

僕が発達障害と診断され 医師からは、支援級

一択しかないと言われるレベルだった時から

必死に遅れを取り戻そうと療育を学び実践した。

そんな中 あれ?何か間違えてるかも…と初めて

感じたのは、僕の交流級が学級崩壊した時だった

三年生の定型発達の子達の荒れぶりを見て

なんだ普通の子も荒れるんじゃないか!

普通の子の情緒って この程度なのか?

凄くビックリして衝撃的だった。

学級崩壊した事により定型発達の子の親御さん

の困り感を聞く事も多くあり あれ?と感じる

事が多かったので一般的な発達の仕方ってヤツを

調べました、調べ学ぶうちに

特性とゆうフィルターを通して我が子を見ている

可能性を初めて強く感じた。

子供は1人 私は1人の子の子育てしかしていない

発達障害児の育児はしていても定型発達の子の

子育ては知らない だから誤認識しやすい。

だからこそ 僕の同級生を自宅に招いて観察した

観察して あーここが僕ゆえの困り感なんだな、

これは普通の子にもある困り感なんだなって

色々見て観察し色々なお母さんに話しを聞く事

で、フラットに僕を見て感じる事は大事だなぁと

学んだ時期でした。

投薬治療について、色々なお話がありましたが、

投薬治療の1番の問題は、薬により特性を抑える

事により、環境整備に繋がりにくい事では無いか

と、一度抑えた好ましい状態をキープするには、

投薬は増え続けるし、減薬も断薬も難しくなる

やめ時が無い事が問題では無いかとのお話でした。

投薬治療の前に環境整備をする事が大事

私もそう思う。

投薬治療が良い悪いって話しでは無いと思う

障害を理解し、理解ある支援を受け環境を整備し

それでも足らない又は必要な時に薬に頼る。

治療なのだから治療計画をキチンと立てる

そうすれば薬は最大の効果を発揮するだろうし、

最小限で済むのでは無いか?と私は思う。

本人がリスクと効果も理解して判断出来るまでは

するべき治療じゃないと思う。

発達障害は、発達の延滞でしかなく

延滞って事は、必ず爆発的に成長する時期がある

定型発達並みになるならないでは無く

今目の前の未発達のままでは無いって事

今目の前の未発達の部分だけを見て投薬治療を

するのは早計では無かろうか?

我が子を助けたくて、楽にしてやりたくて、

早期療育をしたいと親御さんは考える、

何故か?まわりがそう言うからです、そうゆう

情報で溢れているからです。

早期療育は必要 けど本当にそれが必要な人は

それほど多くないとも思う。

扱い難い子 厄介な子 少し個性的ってだけで

発達障害かも?取り敢えず療育しとけばいい

みたいな事例が増え過ぎて本当の障害の困り感や

支援の質の向上を妨げているとも思う。


子供が成長するように、親も成長する。

最初は混乱し初めての子育て 初めての事ばかり

で迷い悩みする、けど親も適切な支援を受ければ

必ず成長する、親が成長すれば子も成長する。

親支援が1番大切だと私も思います。


今日のお話や質疑応答の中一つ気になった事が

ありました、早期療育を頑張ったことにより

過剰適応になり易く それが青年期に悪影響を

及ぼす研究結果が出ているとゆうお話があった。

息子 僕を育てる中 療育を頑張った事により

元々強かった過剰適応が強化されたように感じ

後々僕が苦しむのでは無いか?と今私が1番気に

していた事でした。

療育は、色々あるけれど1番重視されるのが、

ソーシャルスキルトレーニングと、

アンガーマネージメントコントロールです。

目的は、他人と上手く付き合えるようになる為

これが過剰適応を生むと私は思う。

知的を伴わない発達障害児特有の問題だと思う

必要な訓練 必要な療育だとも思う

塩梅と途中からの切り替えが必要だと思う。

生き易くなる為の療育で生きにくくなるなど

本末転倒の極みだと私は思う。

だから高学年からの療育 支援が本当は大切

だと思うけど現実は殆ど無い

無いままに思春期に突入してしまう危険性を

私は凄く感じます。

今日知った研究結果が活かされる事を願います。