こんにちは。
自称ダイヤモンドの先生です。
今回の講義は、
ジュエリーとしての美しさの条件を
考察していきますね。
これまでの講義?では、おもに
ダイヤモンドの美しさ
について語ってきました。
少し輝きについての復習です。
白色→光と影のモザイク模様、水のような透明感ある光ですね。
虹色→文字通り虹色の光、炎のように見えることもありますね。
きらめき→表面のキラキラです。
ダイヤモンドの輝きは、
この3種類の光が組み合わさったものです。
どの輝きを強めにするかは、そのブランドのポリシーによります。
意識していないブランドもあります。
表面の磨きも大切でしたね。
詳しくは、こちら他過去ブログご覧ください。
さぁ、本題です。
ダイヤモンドのグレードは高いのに
なぜか美しくないジュエリー
を見たことは、ありますか?
残念ながら、僕はあります。
考えられる原因を、3つあげていきます。
①地金の磨き、仕上げがよくない。
ダイヤモンドがセットされている指輪の地金(プラチナやゴールド)が、鏡面のように、ピカピカに磨かれていないことが考えられます。
無色透明なダイヤモンドは、セットされた地金の仕上がりの状態、色を反映します。
地金の磨きが甘く、きれいに仕上げられていないと、ダイヤモンドまで暗く感じてしまいます。
気になる方は、是非、次回からジュエリーの裏側も見てみることです。
裏から見ても、きれいなものは惚れ惚れしますよ。
石穴がビカビカなものを見つけたら
こんなとこまでこだわってくれて、職人さんありがとう!という感じですね。
いい仕事してくれてます。
リングの裏側の石穴は、
光穴とも呼ばれ光を通す役目がありますが、
長年使って汚れが付着し洗浄した時に、汚れが流れでていきやすい効果もあるのですよ!
使っていれば、知らず知らずダイヤモンドの裏側に汚れはまわりこみます。
石穴があいていれば、汚れを洗い流せるというわけです。
構造上、石穴のあけられないデザインは仕方ありませんが、
可能なら、石穴はあいてるほうが、きれいな状態が保てると思います。
特に婚約指輪は一生付き合うものですからね。
話がそれましたね。
今回はここで終了といたします。
最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございました。
次回は、この続きとなります。
お楽しみに。