ここ最近はアプモンカードの話ばっかでしたが、triの5章が公開されたので流れぶった切っていつも通り感想を書き綴っていこうと思います。
なお、アプモンの最終回も同日ですが、これ書いている時点ではそっちはまだ見ていないです。

 

さて、今回の二次創作品について点数つけるとしたら、まぁ20点くらいでしょうか。どこに加点ポイントがあるかと問われると、難しいですが、まぁ究極体がどんちゃん大怪獣バトルしていただけで、これくらいあげてもいいんじゃないですかね。
裏を返せば、それだけ言及する価値もないほど「何も動かなかった」映画でした。それこそ、子供たちが単純に流れに身を任せ、自分たちで主体的に考えたり動いたりすることなく終わりました。
なんか、「昔の太一が帰ってくる」みたいな煽りを公式がしてましたけど、やったことは多分、ほかの誰もしなかった「メイクーモンを倒そう」って言ったこと。でもね、それは太一自身中学2年生の時に通った道なんだから、俺はそんなの評価しませんよ。
もう、いい加減俺はこれを公式なんて思わないよ。三流の二次創作。登場人物もなんか昔見たアニメと同一の名前をもったそっくりさんが、偶然似たような境遇に逢いましたみたいな感じに見ないと、やってられないです。

 

さて、今回の物語でやたら何度も言及される「メイクーモンは芽心のパートナーなんだから、仲間なんだから、救ってあげなきゃダメだ。メイクーモンは利用されているだけで、悪くない」的なやつ、いい加減鬱陶しいですね。よくもまぁこの期に及んでそんなことが言えるものです。
メイクーモン相手だからと手加減して、相手が完全体になっても成熟期で舐めプし、結局どんどん感染させられた挙句、リブートを許してパートナーを失ってしまったこと、完全に忘れているようです。パートナーデジモンがなんか、結局前と同じように接するようになったからもう忘れているのかもしれないけど、今のパートナーはどう考えても別個体です。データ上同一個体とかなんとかあるかもしれませんけど、別セーブデータであることは間違いないです。確かに、前回の話の流れでは、「今のパートナーに向き合おう」ってなるのは間違いではないんですけど、もはや前世代の一番仲が良かった個体のこと、完全に忘却しているんですよね。本来はあの状態で、「もう手加減する余裕はない」とか、そういう感覚になってくれないとおかしいんですよ。もうそれが、観ててずーっとイライラする原因。
あと太一、いまさらになって芽心とフラグ立てるような雰囲気が出てきたけど、あそこで太一が話すべき内容は、あんなんじゃない。ここでは絶対、02の11-12話(メタルグレイモンが敵になる回)の話をしなきゃいけないはずなんです。今、芽心の気持ちに一番こたえられるのは太一であるはずで、その経験をバネにメイクーモンと戦う決心をしなきゃいけないときです。
てか、こいつら本当に「見たくないものから目を背ける」最悪のことやってるんですよね。リアルワールドに帰ったその日の晩、学校に泊まってた彼らがすべき話は気分転換の怪談話じゃない。本当に、次メイクーモンに出会ったら何をするかを、しっかり議論しなきゃダメなんです。それを放棄した結果、メイクラックモンが出てきたらとりあえず全員で出撃して、でも攻撃はしない、信じてる!みたいな。馬鹿じゃないの?
3章のタケル、俺大嫌いなんですけど、あの時もパタモンが「自分が暴れたら、自分を倒してほしい」って言ったんですよ。すごく勇気のいる発言をしたんですよ。それを、あのタケルが受け止めなかったの、本当に許してないんだけど、今回8人全員が、そういう腐った根性してたから、もう救いようがないってね。
だいたい、作戦なしの行動も、今回が最初じゃないですよ?また3章の話するけど、あの時だってそうです。あの時、肝心の参謀である光子郎はリブート対策で右往左往してたから仕方ないにしても、それ以外のやつはメイクーモンが出てきても何の策もなしに場当たり的に「メイクーモンを歪みへ押し返す」プランしかとらなかった。本当にね、あなたたち高校生になったんだよね? 成長したんだよね? もっとね、無印や02のときは緻密な戦術とってたよ?
成長ってなに? 答えがないものの答えはわからないって、大人や周りの環境に、流されるままに流されるのが正解って思ってるってこと? 本当に、そういうレベル。

 

ホメオスタシスとか、イグドラシルとかについて、正直まともに考察する気も起きないんだけど、まぁ一応思ったことだけでも書いておきます。ホメオスタシスについてだけど、ハックモンが代弁者としてやたら情報が増えたけど、正直あれがホメオスタシスの動きとは思えないほど雑。というか、やっぱあれはホメオスタシスを語る別の何かか、ホメオスタシスすでに乗っ取られているでしょう。そもそもリブートなんてものを使うこと自体おかしいし、ホメオスタシス側に究極体がいることがおかしい。あの世界で究極体は、外部からの干渉がない限りは絶対生まれないものであるし、リブートした後でもその進化が維持できるってことは、あいつに何らかのプロテクトかデータバックアップがとられていたわけで、それならデジタルワールドを守護した経験のある主人公のパートナーデジモンたちを差し置いてまでジエスモンに適用する意味も分からない。あれはどう足掻いても、イグドラシル側か何かが干渉していないとおかしいと思う。そも、ホメオスタシスが世界の危機に対して、自前で究極体用意できるなら、選ばれし子供なんて要らないでしょ?
っていうのが俺の考えではあるものの、ここまでくると「作ってる人、そこまで深く考えてないと思うよ?」っていうカウンターが自分の中で自然発生してしまう。本当に、よくない。

でも、これで本当にホメオスタシスがジエスモン用意したっていうのが事実になってしまうと、本当にこれまでのデジアドの前提全部ぶっこわれるからね?

 

今回のメインの2人について
ヒカリが急にデジタルワールドの声を聞き出したり、ニャロモンがオファニモンフォールダウンモードになった流れが一切意味不明でした。ヒカリなら、そういう声が聞こえそうっていうのはあるけど、そういう声、02でもうあまり聞かなくなってたじゃない?ご都合主義にもほどがある。しかも、せっかくジントリックス出身のオファニモンFDなんて連れてきたからちょっと見直してたのに、結局文字通り「何もしない」うちにラグエルモンに食われていったの、本当に展開ついていけないから。もっと、ヒカリに憑依したホメオスタシス的な何かが、ヒカリを利用して進化させたとか、そういう分かりやすい描写があったほうがよかったのではって思います。結局、何がしたいか、わからなかったよね。あ、今回も安定の「テイルモンのひげ描き忘れ」がありましたね。テイルモンにひげないと、普通に目立つから。
芽心については、本当に何テンポかズレている。ぶっちゃけ、パートナーを倒してほしいって言葉、もっと早くに言えたと思う。というか、そういう覚悟でいてほしかった。

 

本当はね、今までだったら無印とか02のこと考えながら、無理やりでもこの子たちの心情をかみ砕いていく努力をしてたんだけど、もう、どうでもいいなって思うようになってしまったので、今回は割と突き放す感想しか残しません。
02といえば、もう前からずっと思ってるけど、芽心に必要なのって、大輔なんですよ。誰よりも前を向いていられる少年。大切な仲間のパートナーデジモンと、葛藤しながらも2回も(メタルグレイモンとチョコモン)戦うことを経験した彼。本当に今芽心の気持ちを汲んで、適切な声をかけてくれるだろうと信じれるのは大輔なんです。マジで、このtriという作品に彼がいないのが非常にもったいない。そして大輔のこと考えてたら、02の11-12話が浮かんで、やっぱ今回のヤマト、あの時と人格が正反対だなって。

 

正直、今回の作品は30分でできることを引き延ばしただけにすぎません。そして引き延ばしたくせに子供たちがちゃんとしている描写がなくて、完全な駄作です。そしてあと1回でまとまる気がしません。というか、あと1回でまとまるような作品だったのなら、絶対6章もいらなくて、2部構成くらいで済んだようなお話です。そういうレベルです。

今日はこんな感じでいいかな。