昨日、秋葉原チェルモというカードショップで行われたデジモンカードの非公式大会に参加してきました。
今回のルールはシーズン2ということで、当時はまともにプレイできる人が周りにいない田舎民だったので、懐かしさと新鮮さが入り混じった大会でした。

なお、今回は当時鬼畜性能を持っていた黒インペ(B7)、南インペ(B8)と呼ばれる2種のインペリアルドラモンと、奇跡のデジメンタル(B6)が使用禁止カードに指定されていました。また、一部のカードは1枚制限が敷かれています。


今回意識しなければいけない相手といえば、やはり特殊能力を消せない、Aを0にできない、攻撃力を2倍、3倍と上げられるディアボロモンやインペリアルドラモンファイターモード、そしてロストポイント+50とかいうおかしい性能を持つインペリアルドラモンパラディンモード(ビデオ特典)でした。





正直相手に進化を許した後、Aを0にできない、特殊能力も消せないデジモンは意識せざるを得ません。あと、奇跡のデジメンタル(B6)が使用禁止とは言え、当時鬼性能を持っていたマグナモンを使用するためにアルティメットバトルセットに入っている制限の多い奇跡のデジメンタルが使用される可能性もありました。


ここらへんを意識してデックを組んでいくことにしました。

まず、今回はもうこのカードを使うことしか初めから考えていませんでした。


そう、「シーク・エラー・ウィルス」です。特殊能力なしにされないデジモンの特殊能力を消せる唯一のカードです。これで特殊能力を消し、Aを0にして勝つ!が今回のコンセプトでした。


そこでバトルタイプAのウィルス種レベルⅣ、完全体に目を向けます。
ここで候補に挙がったのは以下の2体です。




ファントモンはプログラムを無効化する特殊能力を持っています。シーク・エラー・ウィルスで接触系のオプションは防げても、投射系のオプションは防げないので、主にバーン系やこちらのプラグインを無効化に来るアイテム使用禁止等を意識することができます。


もう一つのメタルティラノモンは、最終環境でも活躍していたHOSに入れられるガードロモン・メカノリモンとかと同様、バトルタイプAでありながら自分の攻撃をCにできる特殊能力を持っています。特殊能力なしにされなければオプションなしで勝ち続けることができるスペックの持ち主です。また、進化前にダークタワーの効果を受けないベタモンを配置することができるので、その点の安心さもありました(もちろんトイアグモンやピコデビモンという選択肢もありました)。


以上2種からの選択でしたが、最終的にいくつかの理由からファントモンを選択しました。

①オプションとの兼ね合い
メタルティラノモンを選択すれば防御Cや高速B(Cにできるもの)の枚数を節約できるとも考えましたが、コンセプト上無理に完全体に上がらなくてもレベルⅣで十分に戦えるはず。なのでプラグインを減らしたら逆に弱くなるのでは?でもプラグインを増やしたらメタルティラノモンの特殊能力腐るのでは?との疑問からファントモンの特殊能力の方に軍配が上がりました。


②レベルⅣにおける分岐進化
シーズン1をやった経験から、バトルタイプAメインで組むにしても、相性補完にバトルタイプCのレベルⅣを加えたいと思っていました。
メタルティラノモンの場合、レベルⅢをトイアグモンにすればデルタモン(St-291、A)とガードロモン(Bo-113、C)とかに分岐できます(ダークタワー受けないベタモンを選択するとバトルタイプCのレベルⅣがいない)。ファントモンの場合はバケモン、ソウルモンがいずれもピコデビモンから進化できるA・Cが存在しています。
この時点で両者はどちらも使えると思いました。しかしこの両者を眺めていると、やはりバトルタイプCのバケモン、ソウルモンの特殊能力が魅力的に見えてきたのです。彼らの能力は「相手はバトルに勝てないとダークエリアに送られる」すなわち相手は引き分けでもダークエリアに行ってしまいます。ここで頭にとあるコンボが浮かんでしまい、その魅力に取りつかれてしまったのです。
そのコンボとはシーク・エラー・ウィルス+争いはやめましょうのコンボです。シーク・エラー・ウィルスを受けてしまうと相手の特殊能力は「◎自分オプションカードの効果を受けない」になってしまいます。その状態で争いを使用した場合、争いは全体に効果を及ぼすカードなので、相手は争いはやめましょうに対して緻密な戦術等が打てなくなるのです。シーク・エラー・ウィルスを先に無効化されて終わりじゃね?と思われるかもしれないですけど、数値では素で勝っている場合、相手のプラグインや歯車に対してはアイテム使用禁止とかで対処できると思っていたりすることもあると思うので(この頃はまだアイ禁、プロ禁、プラグインはかなりの数入れる時代ですし)、この戦法は十分ありだと思いました。(実際にこれが効いた戦いはありましたが後述します)
なので、色々書きましたがバケモン、ソウルモンの能力の魅力に抗えず、ファントモンにさらにもう1ポイント入りました。


③ノリ
後ですね、私の大のお気に入りデジモンの中にポンチョモンというデジモンがいるのです。ポンチョモンはウィルス種のゴースト型でした。最初はポンチョモンで組もうかと思ったんですが、シーク・エラー・ウィルスと彼の特殊能力がアンチシナジー過ぎて(手札が足りないという意味で)、ボツにしていました。なので、デック名を「ポンチョモンの愉快な仲間たち」っていう名前にしたいという余計な邪念が、最終的にファントモンの方を選択させたのですw

さて、後は採用理由に従ってデックを組んでいきました。
上述の通り低レベルでも勝てると思っていたのでファントモンと勝率のカードは2枚ずつ、レベルⅣは5枚です。あとは争い2枚にシーク・エラー・ウィルスを3枚、自分の攻撃をCに変更できるプラグインも5枚ブッ込みました。最後に遊び心というか、ちょっと話題になっていたバイフーモンを入れてみました。正直これはいらんかったですね。テストバトルとかしてる余裕もなく、ぶっつけ本番なので、もっと練ったらいいデックになっていたかもしれないです。

デックレシピはこちら


さてさて、当日です。


第1回戦 八坂さん マグナモンデック
負け 相手残ポイント10



いきなり出てきましたマグナモンデックです。出現に時間がかかるアルティメットバトルセットの奇跡のデジメンタルを使用しています。
まず初ターン、こちらはソウルモンに進化します。相手から「秘めたる力の発現」が飛んでき、運よく手札にあったファントモンに進化できました。そこから3-40点削るくらいまではこちらが優位でした。そしてブイモン相手に一度は負けたりして自70-相50くらい減ったあたりでついにマグナモンが立ってしまいます。自分はソウルモンで防御Cで応戦しますが、相手に高速Bを使用され、特殊能力によりアイテム無効化ができず負け、その次のターンにダークタワーを張られ一気に劣勢になってしまいます。
マグナモンの状態ではダークタワーを破壊することが不可能なので、手札のシークエラーやデビルチップは早々に処分し、プラグインでひたすらにAを0にする攻勢をかけていきますが、悉く交わされる。30-50になったくらいでようやく撃破、次のターンに奇跡のルビーでダークタワーを破壊します。ここで失敗だったのは、実はスロットにルビーとジュレプロの両方がありました。どちらでも破壊で来たのであえて10ポイント減ってしまうルビーを選択しなくてもよかったのですが、相手のスロットに緻密な戦術があったら…そして次のターン先手で進化されたらと思うと怖くて仕方なくルビーを使用しました。ここでバトルにも勝ち20-20、さらにもう一度勝って20-10。あと一勝で勝てる!そう思った最終試合、「実はキミ…飛べないの?」が飛んできて負けてしまいました。うちのパーティはみんな空中持ちなんですよね…。無念。
なお、この相手デックが最終的に優勝するんですけど、一番ポイントを削ったのはウチのデックみたいですよ?(アピール)


第2回戦 有斗さん シャッコウモンデックオタマモンデック
勝ち 残ポイント0(ネットの枚数判定)



どうやら俺の一言でオタマモンを使うことにしたようですwオタマモンからヤンマモンorスナイモンに進化し、そこからジョグレスでシャッコウモンに上がるデックです。シャッコウモンはA、Bが安定して高く、相手の能力を消せ、さらに攻撃を2倍にできる能力を持っています。結構競ってたと思います。途中ダークタワーを張って数ターン有利になりましたが、ダークタワーの効果を受けないオタマモンDに交換されジョグレス進化しタワーが破壊されてしまいました。
お互いが残り10点の最終ターン(自分が後攻)、もうこれしかないと思い、シーク・エラー・ウィルスを展開、無効化されなかったのでそのまま争いはやめましょうを撃ちお互いゼロに。寿命直後のこちらがネットの枚数が多くて判定勝ちでした。相手のスロットには緻密な戦術があったのですが、そのほかにクラッカー、秘めたる力の発現があり、シーク・エラー・ウィルスを撃たれても、いずれかのバーンカードで止めを刺すつもりだったため、消しに来なかったそうです。最初に想定していた戦術みたいなのがうまくハマり個人的に大満足です。


第3回戦 カワイさん モノクロモンデック
勝ち 残ポイント0(ネットの枚数判定)



モノクロモン愛好家のカワイさん、今回もモノクロモンで挑んできました。しかも闇のトレーマニュアルでウィルス種にしたうえで、こちらと同様シーク・エラー・ウィルスやデビルチップを使ってくるという変態デックでした。こっちがバトルタイプAが多いためそもそも相性が悪すぎ、プラグインを無効化されたり、向こうがプラグイン2枚体制で準備してたりと苦戦し、あっという間に10-100へ。でも、そこから負けるわけにはいきません。バトルタイプCに進化できれば安定して勝てそうだったのですが、ここぞという時に引けずしょうがなくバトルタイプAのソウルモンに進化。手札に完全体があろうと積極的に手札を捨てるシークエラーやデビルチップを使い繋いでいき、50ポイントほど減らしたあたりでダークタワーを張ることができました。倒されたら終わりなんですが、そんなこと言ってられません。相手があと30くらいになった時に寿命を経てやっとこさバトルタイプCのソウルモンに進化できました。相手はルビーを全然引けず、また10-10となった最後のターン、勝てそうだったけど相手が争いを撃ってきたので甘受してまた残ポイント0の勝利でした。



第4回戦 バタースコッチさん ディアボロモンデック
勝ち 残ポイント20



レベルⅣのクリサリモンはうちのバケモンたちと同じ能力を持っています。一度クリサリモンとソウルモン(C)が対面し、両者とも攻撃Cが200で引き分けwこれってやっぱり両者とも消えるのか?みたいな謎シチュエーションが起こりました(結局デビルチップで私が均衡破ったんですけど)。ディアボロモンも一度は立ちましたが、シークエラー+防御Cのコンボで結構あっさり落とすことができ、とはいえ結構削られてましたがなんとか勝利しました。


★総括
同じファントモンを使ったデックがあり、そのデックを使ったRe:ヒラリさんが今回準優勝を取っていらっしゃいました。お互いのデックを見せ合い、お互い学ぶことはある感じでした(俺の方が成績下なので偉そうなことは言いませんが)。
特に、今回ポイントを直接削るオプションを全くいれていなかったのは失敗だったなぁと思いました。優勝、準優勝のデックは「秘めたる力の発現」や「実はキミ…飛べないの?」で削ることも忘れていなかったです。シーズン1-2あたりでは空中持ちがかなり多いので、(秘めやクラッカーは1枚制限だったのもあり)実キミがよく使われていた印象です。ウチもそれはやるべき(少なくとも秘めは入れるべき)と思いましたね。あと、完全にお荷物だったのがバイフーモンとしょうりつ80%です。正直バイフーモンなんかいなくてもあらゆるデジモンに勝てるよう想定してましたし、マグナモンとか相手に出現できないんで全く持って意味なかったです。今回インペファイターとインペパラディンはいましたが当たらず、そもそも究極体になるデックはそれくらい(あとグリフォモン)だったので、このシーズンでは要らない子だったみたいですねぇ。ちょっとはロマン期待したんですけど。

被りがいたってことで目の付け所は悪くなかったわけだし、もっと練れば強くなる気がします。3勝したし、残ポイント少ない試合ってことでまぁギリギリではあるけど逆に神経使う高度なバトルできたって言うことで有意義な大会でした。もうちょいやりたい感もあるけど、実際のシーズン2は373インペや黒インペの時代なので深く考えてもなぁってのもあったりw シーズン1の大会以降、シーズン1にお熱の方が多く見られますが、こっちはどうなるでしょうねw