ついてない。
運がなかった。
調べると
転移性小腸腫瘍
転移性小腸腫瘍の原発巣は、胃(19%)、膵(18%)、肺(10%)と、この3部位で50%近くを占める。転移の形式は腹腔内播種性転移、直接浸潤、遠隔転移の順で多い。
腹部腫瘤、イレウス症状、下血、貧血、腹痛などの症状を呈しているが、上部消化管精査、下部消化管精査にても原因疾患が同定できない場合、鑑別疾患として小腸腫瘍も想起する。
とある。
1月のタール便の時、胃カメラ、大腸カメラやった。胃カメラなんかは吻合部潰瘍を疑っていたからそこも見てくれた。
だけど、異常無しと言われた。
あのとき、小腸腫瘍を想起できなかったんだ。
消化管内科の医師たちは。
小腸の出血は希だと言っていたし。
血が止まればそれでよいと思っていたんだろう。
僕はもっとあの時強く言えばよかった。
タール便は二回目なんだから、小腸もしっかり調べてほしいと。
そうすれば、こんな末期まで分からないなんてことにはならなかったはず。
このまま、穿孔したり、閉塞したりして、苦しみながら死にたくない。
今日も胃のあたりが重くて苦しい。
日に日におかしくなってきてる気がする。
だんだん増殖してるのだろうか?
好きなものもっと食べたいけど、あまりお腹に入りそうにない。
あの医師たちは今後も僕のような再発を見落とすことになるのだろう。