こんにちは!
さきほど胃カメラをやってきました。
前処置の喉麻酔は何度やっても慣れませんね。
麻酔液を口に含んだまま上を向いて、しかも喉の奥の方に行き渡らせるようにして5分我慢するのですが、これが結構大変なんです。ゴックンしそうで。
検査自体は10分くらいでしょうか。
内視鏡が食道を通過するときが一番キツイですが、それが過ぎればそれほど辛いことはありません。
結果ですが、出血源となるようなところはなく、手術部分も炎症等はありません。とのこと。
潰瘍があったような形跡もないらしいです。
つまり、消化器外科の先生方が疑った胃吻合部潰瘍は否定されてしまいました。
嬉しい反面、怖くも思います。
出血源がさらに腸管の奥深くへと行ってしまったからです。
吻合部潰瘍だったら、あーそうだったんだ、で安心できたのに…。
残る出血源は、小腸か大腸ですね。
もし小腸だと、可能性としては、胃に近い部分から、
1 胆管空腸吻合部
2 膵空腸吻合部
3 それ以外の小腸のどこか
でしょうが、検査自体も大変そうだし、処置なんてもっと大変そう。
長い小腸専用の内視鏡はダブルバルーン内視鏡という名前聞いただけでも検査が大変そうだとイメージできちゃう。口からと肛門からと2回に分けてやるそうです。
胆管空腸吻合部を調べるのはまた上記とも違う内視鏡なんだろうな。胃カメラじゃ届かないような気もするし。
図:静岡県がんセンターHPより
僕はおおよそ図のような方法(カルテにはChild変法と書いてありましたが。)で再建してるので、ベテランの内視鏡医じゃないと上手く吻合部まで到達させられないのではないかと思います。(注:静岡県がんセンターで手術を受けてはいません。図だけお借りしています。)
今永法なら楽ちんで検査できるみたいだけど。
(参考)膵頭十二指腸切除の消化管再建法(大津赤十字病院のHPから引用)
Whipple法
胆管->膵臓->胃の順に空腸との吻合を作成します。
Child法膵臓->胆管->胃の順に空腸との吻合を作成します。
今永法
胃->膵臓->胆管の順に空腸との吻合を作成します.PPPDのときは胃十二指腸->膵->胆管の順に空腸との吻合を作成し,鈴木法とも呼ばれます。
でも、とりあえず胃は大丈夫だったということで少しだけ安心して、生活するほかありません。
内視鏡医も、今出血してないなら無理して大きな検査をしなくてもいいと思います。貧血があれば紹介されると思います。と言っていました。
僕の仮説ですが、胆管空腸吻合部に小さい静脈瘤ができているのではないかと思っています…。
今度出血したらちょっと大変そうですが、とりあえず今年の病院通いは今日で終了(の予定)です。