消化管出血 部位特定が容易でない場合もある | 膵臓がんがやってきた!! 〜いきなり闘病生活〜

膵臓がんがやってきた!! 〜いきなり闘病生活〜

2018年12月に48才で膵臓がん、膵頭十二指腸切除術(ステージ2b)、2020年5月、穿孔性腹膜炎で手術、再発判明。2021年3月、肝転移。治療法もなくなりそう。あとどれくらい生きられるだろう?

こんにちは!

 

7日に身内が意識消失で倒れました。

 

救急車で病院へ運ばれるも、脳CT、血液検査等の結果、肝硬変らしく肝機能がかなり悪いものの、緊急性が低いと判断されたのでしょう、一旦帰宅させられました。

 

本人は今まで便が黒くなることもあったと話してましたが、抗生物質を飲むとそうなると話していました。

 

帰宅時、非常に具合が悪そうな様子。車から自力で降りられない。

 

帰宅後、再度意識消失で倒れました。

 

またも救急車で搬送。

 

大量下血があり、そのまま入院。

 

出血源特定のため、CT、胃カメラ、大腸内視鏡実施。

 

CT、カメラ等からは出血が確認できず、そのままER病床へ入院。

 

その後、高度貧血、血圧低下、下血繰り返すため緊急で内視鏡を再度実施。

 

これで出血源不明なら、小腸出血の可能性がありその場合はバルーン内視鏡で小腸を調べることになるが、対応できないため大学病院等へ転院になる可能性があると説明を受ける。

 

結果、1回目の胃カメラで出血の形跡がなかった十二指腸潰瘍から大量出血していました。

 

画像見せてくれましたが、1回目カメラでは治りかけの潰瘍のようになっていて、十二指腸内に血の跡もなし。医師も、その潰瘍からの出血の可能性はないと考えていました。

 

しかし、2回目カメラでは同じ場所とは思えないようなおびただしい出血。十二指腸内は血で染まっていました。

 

潰瘍の場所が悪いらしく、止血するのにクリップを30個くらい失敗したのちにようやく成功したそうです。

 

ただ、外れることもあるそうで、また、現在もまだ下血があり、腸管内の残存血液と思われると説明を受けましたが、ICUにて治療、経過観察中です。まだ安心できません。

 

消化管出血の出血源特定は素人が考える以上に困難を要する場合があるのだと知りました。

 

検査した医師も大丈夫と思った場所からのまさかの大量出血でした。

 

2回目の緊急内視鏡のおかげで見つかった。

 

今は十二指腸潰瘍からの出血という診断ですが、下血がまだあるということは他にも出血している場所があるのかもしれません。

 

このまま何事もなく回復してほしいです。

 

 

自分の黒色便は何が原因だったのだろう。

 

今は黒色便はありませんが、胃のあたりの重苦しさ、不快感が続いています。

 

いきなり大量出血ということもあるのかな。考えたくないですが。