がん患者と排泄ケア・肛門疾患の問題 | 膵臓がんがやってきた!! 〜いきなり闘病生活〜

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2018年12月に48才で膵臓がん、膵頭十二指腸切除術(ステージ2b)、2020年5月、穿孔性腹膜炎で手術、再発判明。2021年3月、肝転移。治療法もなくなりそう。あとどれくらい生きられるだろう?

こんにちは!

 

ちょっと公にはしにくい、というか、したくないような内容なので、アメンバー限定記事にしてもいいのですが、同じように悩んでいる人いないかなー?(いないか!)、と思って公開記事にしました。ニヤリ

 

シモの話ですので、結構重要な問題なんですけど、嫌な人は画面閉じてください。

 

僕は、排泄に少し、というか大いに、問題があります。

大の方ですね。

 

痔歴が長く、数年前にひどくなって、肛門狭窄の解除術を受けたのですが、術後から、紙でしっかり拭ききれないことが多いのです。ショボーン

 

シャワートイレはもちろん家にありますが、それだけでは綺麗にならない。

 

便の硬さが初めから終わりまで一定で、すっきり排便できたようなときは、シャワートイレだけでOKな日もありますが、まあ稀なことです。

 

大体、出始めが固く、終わりの方は軟かい状態が多く、そうなるとだめです。キレが悪いというか、便が肛門の奥の方の皺に残ってしまうのです。それで、時間が経つとともに、お尻がヒリヒリしてくるんですね。

 

これが術後から数年たつ今も、頭を悩ませている問題なのです!

 

仕方ないので、用を足した後、鏡でお尻を見ながら紙で綺麗に拭き取るという面倒な作業を強いられています。ガーン

 

そのため、外出時には、シャワートイレとある程度のスペースが備わった障がい者用のトイレを使うことが多いです。

 

なんと不自由なお尻なんだ。不憫な僕…。えーん

 

まあ、数年来続く日課なので、慣れちゃいましたが…。

ああ、慣れとは恐ろしいものよ。てへぺろ

 

しかーし、健常者ならまだしも、がん患者になってしまった今、将来、もし末期になってしまって、用便も自力でできなくなってしまったら、僕は一体どうしたらいいのだろうか…。ショボーン

 

日本人の3人に1人は痔があって、2人に1人は癌になる時代。

 

痔で悩んでいる方もたくさんいらっしゃると思います。

痔自体はよく「死ぬ病気じゃないから」、と言われますが、患う当人にとっては、精神的にも肉体的にも大変苦痛を伴うものです。

QOLは著しく下がります。

 

せっかく手術しても、僕みたいに、お尻に不都合が生じている人もいるはずです。

決して笑って済まされるような軽い病気ではないです。

 

肛門疾患や排便障害を抱えたがん患者の排泄ケアをいかに行うかは重要ではないでしょうか…。真顔

 

緩和ケアに携わる医療者の皆様にお願いです。

もし将来僕がお世話になるときは、このあたりのことも、どうぞご配慮くださるようお願いいたします。ニコニコ