ドイツインフレ(1923.11.05【料金改正日】) | jdeafのインフレカバー研究

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世界の超インフレーションの郵便物研究

ちょうど100年前の1923年11月5日、郵便料金は、10倍値上げされました。国内書状は、1億マルクから10億マルクになります。国内書状1億マルク料金は、11月1日から4日までの僅か4日間でした。この4日間が、ドイツインフレで最短料金期間です。

 

 

画像は、1923年11月5日、アルテンブルク (Altenburg) から、ベルリン (Berlin) への国内書状です。一気に切手が増えて、表に15枚、裏に35枚、合わせて50枚貼られています。20ミリオン切手50枚で、1,000ミリオンで、10億マルクです。慣れない人は、このあたりで、桁が分からなくなって混乱するでしょう。10億というと、非常にお金持ちになった気分ですが、国内書状1通の料金で、今の日本円で、100円もしません。