オーストリアインフレ切手の無効扱い(その1) | jdeafのインフレカバー研究

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昨日、オーストリアインフレ切手の有効期限は、1925年6月30日と記しました。その有効期限を過ぎた使用例を示します。

 

画像は、1925年7月2日、オーストリア・ブレゲンツ (Bregenz) からウィーン宛の国内葉書です。700クローネ切手が貼られ、いったん押印されたが、それを手書きで抹消され、余白に消印が押され、料金不足を示す”T”が押印されています。1925年7月1日より、クローネ切手が無効となり、まだ2日目なので、ついうっかり押印したのでしょう。