
「サポート処理費用ってなんですか?」と聞かれることがあります。
お電話でご納得いただくのは非常に難しいことですので、メール等で画像をお付けしてご説明させていただいております。
画像のような灰色の形状をサポートと言います。この上部前面に一枚板が加わり、造形機の造形面に貼りついて樹脂の造形が出来上がります。こちらがないと、製品がいきなり造形面に貼りつくことになりますので、製品が汚くなってしまいます。もしくは造形そのものができない場合もあります。
画像のサポートは、造形が出来上がった後、アルコールで丁寧に洗浄してから乾燥させて一本、一本を切断していきます。
ちなみに画像の製品にはサポートが100本ほどついております。
youtube等ではB9やform1で仕上がった造形品から、外国人がニコニコしながらサポートをバリバリむしり取っていますが、あれは駄もの以外ではしてはいけない演出です。バリバリむしり取りますと、本体がえぐれてしまうのです。
ジュエリー用で成型された本体とサポートは、丁寧に切除した後、残った樹脂の凸部分の端面をきれいに処理していきます。つまり、サポート切除と一言で表現していても、切断と端面処理の二つの作業をしているわけです。
端面処理は細めのペーパーヤスリで静かに行っていきます。意外にもこの作業が一番大変なのです。相手が樹脂ですので、細い部分はちょっとした衝撃で折れてしまいます。
樹脂原型本体に、細い部分や華奢な部分がある場合、意図的に端面処理をしないで出荷させていただくことがあります。地金になってから削っていただいたほうが調整しやすいと思います。