ネタバレ注意






友達に勧められて読みました。


SFを少し 不思議と読む


あぁこうしたら私のSF苦手意識も払拭できるかしら。ぼんやりと思いました。


主人公の女の子がすごく私と似てて、最初は共感しまくっておりました。
どこか人を馬鹿にして、周りと適当に付き合っていく彼女の姿。実際、彼女みたいに上手には付き合えないのですが。

性格とか言動とかは共感できるのに、多恵さん関連はあまり共感できなかった。「貴方にできないのに、どうして私にできるのでしょう?」と言う多恵さんに面白い!と感じたりとか、多恵さんが作ってくれた幼稚な巾着にすごく喜んだりとか。
多恵さんが好きだから、何をもらっても嬉しかった。とか?
若尾からもらったお菓子はあんなにまで拒否ってたのに。あ、でも途中に出てくる男の人からのネックレスには喜んでたか。やっぱり、もらう人によって反応が変わるタイプなのかな。ものすごく喜んでたから、少しちぐはぐな感じがした。

私の感想としては、面白いのは中盤までだった。主人公の性格も好きだし、若尾の狂っていくところも読んでて楽しかった。若尾が狂っていくところが見たい、というのは同感で、一番共感したところかもしれない笑

終盤になると、ほれほれ感動しろよ~と感じる部分が多くてげんなり。苦手な展開です。
特に母親からのラブレター写真集。母親に対して冷たいイメージを持ってたから、やっぱりここもちぐはぐな感じ。
あと、アキラくんの正体が判明するところ。デジャヴを感じて、何だろうと考えました。あれだ。「いま会いにゆきます」を彷彿とさせるんだ。

全体的に前半後半のキャラの性格がちぐはぐ感があるのが楽しめなかった原因。もちろん話が進むにつれて、キャラクターはどんどん変わっていくものです。だけど、この小説は、ある場面でスイッチみたいなのがあり、そこでポチッと押されて一気に変わってしまう。

そこに違和感を持ったのかもしれません。


そういう意味で一番よかったのは若尾 笑
やりすぎ感はあるけどね。子供誘拐は本当に許せない。でも若尾の狂った言動行動はゾクゾクした。堕ちっぷりもよかった。ホラーとか向いてそう。
若尾がどうなったのか、どこまで堕ちたのか続編書いてください←