17ページの読みきり超短編。

元ナチス親衛隊中尉レーバー
ユダヤ人への虐待・暴行・殺人の罪で
戦犯として銃殺されることになります。

しかし、そんな状況の中でも彼は余裕の表情を見せます。
その余裕のもとになるものが「時間延長剤」という薬。
ユダヤ人医師が発明したこの薬は
自分の中の時間を加速させ、
結果的に時間を引き延ばす作用があります。

レーバーはこの薬を手に入れ処刑直前に使用するのですが・・・

歴史的な背景を用いて物語に深みを与える手法は
手塚先生の十八番
少ないページ数でナチスが犯した業(ごう)を
時間というギミックを使って見事に表現している
素晴らしい作品だと思いますグッド!

亜美が幼少期に出会った不良少年

ゲンは亜美が透明人間であることに目をつけ
窃盗の手伝いを強要。
犯行後の逃走中警察に捕まり
刑務所に入れられた彼を
亜美とアラバスターが手引きし脱獄させます。
アラバスターに恩義を、そして亜美には恋心
抱くゲンは二人の仲間となり犯罪行為に手を染めていきますショック!

しかし変わっていく亜美
エスカレートしていくアラバスターの命令
彼はしだいに疑問を感じていき
亜美を連れて組織を抜ける決意をするのですが・・・

ゲンは劣悪な環境で育ち
自分をそんな立場に追いやっている社会に
怒りを感じていますプンプン
その反動で犯罪行為を繰り返していましたが
亜美を愛する気持ちによって
多少なりとも良心を取り戻しました。
本当の彼は心の優しい少年だったのかもしれませんね・・・
小沢検事の実の息子で血のつながらない亜美の兄。

まず、「カニ平」という名前。
どこの親が自分の子どもに
カニ平なんてつけるのでしょう。
すごいインパクトです爆弾
母である小沢検事が妊娠中に
カニが異常に食べたくなった
とかいう理由でしょうか・・・得意げ

名前はさておき、カニ平はとても良いお兄さんです。
特異体質を持つ亜美をいつも気遣い
守ろうとする姿に心打たれます。

亜美がアラバスターの仲間になり
犯罪行為を繰り返すなか
彼は単身アラバスターのアジト「奇顔城」に乗り込み
亜美を連れ戻そうと奮闘しますグー
カニ平は妹を何が何でも説得し
元の生活に戻そうとするのですが・・・

子どもの頃のカニ平は
口が達者な感じでこまっしゃくれていますが
成長した彼は行動派の正義漢に変身します。
その漢(おとこ)のカッコよさにシビれますラブラブ!