私が入院していた、K病院のスポーツ整形の病棟には河童が出没する。担当医の若先生も認めた事実だ![]()
2010年4月に、整形外科で、右股関節を手術したけれど、皮膚を切り、筋肉や、切断してはならない色々な神経を上手にかき分けながら、一番奥にある骨を、ノミのような道具で切って、ぐりんと回転させ、良い位置につけ直し、ピンで固定する、という内容のもので。
骨を回転させたら、隙間ができてしまうので、別のところから違う骨を切り取って持ってきて、埋めるという作業も同時に必要になります。
この手術で、切っちゃいけない神経は手を触れてないけれど、動きを妨げない、ちっちゃな神経は、プチプチ切れているのは致し方ないこと、だそうです。
その結果、右太ももから膝にかけて痺れがでてしまいました。他の方のブログにも、最近同じ内容がアップされていて、あら、おんなじ、と思いました。
私の場合、正座して、足がしびれて感覚がなくなったような感じがずっと続きました。皮膚だけ、痛いも冷たいもわからない感じ。時々思い出したように、内側から、外側にかけて、鋭利なもので引っ掻かれたような鋭い痛みがありました。
そのたびに、ギャッと叫んでおりました。
術後2週間くらいして、正座していて、足がしびれたのが少しずつ戻ってきて、ジンジンするから誰も触らないでっ、という感じに変化。
それからさらに3週間(術後5週)くらい、ずっとジンジンして痛い感じは続きます。剣山でサクサク刺されるような強い痛み。
それからさらに3週間(術後8週)くらい、亀の子タワシでトントン叩かれるような少し強い痛みに変化。
その後、マジックテープの硬い方で、ざらざら擦られるような痛みに変化。
しばらくは、そんな感じで推移して、あれ、いつの間にか痛みは薄まったな、という位になったのが、9月の終わりごろ。
先生は、職場復帰まで半年は休んだ方が良い。と話しておられたので、成程ナルホド、この痛みも日常生活、気にならなくなるくらいに回復するのも半年かかるのね。と思ったものです。
が、いろんな症例があって、痺れが少ない方もいらっしゃるので、私の例は他の方には通用しないかもしれませんが。
ところで、何が河童???と言えば。
担当医の若先生に、このすさまじく不快な症状を、どう説明すれば、分かっていただけるかしら、と考えて、息子5歳にこういえば絶対わかってくれるはず、という表現を用いてみたのです。
「せんせー、河童の鋭い爪で、ガリリと引っ掻かれたように、すごく痛いです」
いや実際は、河童に会ったこともないし、引っ掻かれたこともないし、河童に鋭い爪があるかどうかも知らんのですが。想像もできない痛み、突然来る恐ろしい痛み、と言いたかったのですが。すると若先生は、
「ああ、この病棟には河童でるから気をつけて」 と![]()
それ以来、この症状を訴える時は、河童にご登場願うことになりました。
「せんせー、河童が凶暴になりました。剣山で刺してきます」
「せんせー、河童のヤツ、鉄不足に悩まされてるらしいです。今度は亀の子タワシです」
「せんせー、河童のヤツ、妙にハイカラで、こんどはマジックテープです」
11月の今は、ぼやっと痺れた感じはまだあって、時々河童が出てきて、ザワザワっと痛い感じがあるのですが。
皆様も、河童にご注意くださいませ。